こんにちは。丸本です。
「夫(妻)に万が一のことが起きたら住宅ローンの支払いってどうなるの…?」
と家を建てようと思ったら一度はこんなことを考えてしまいますよね。今日はそのリスクへの対処法について説明します。
結論から言いますが、“団体信用生命保険”という制度があるので大丈夫です。
家を建てることで家族を守れる!住宅ローンを組むメリットとは?
住宅ローンを組むときは、基本的に団体信用生命保険に加入することになります。
団体信用生命保険(=団信)とは、住宅ローンの借主(主債務者/通常ご主人)が亡くなる、もしくは高度障害状態になった場合に、住宅ローンの支払いを免除してくれるという保険です。通常、住宅ローンの金利に保険料が含まれているため、ローンを組めば自動的に加入することになります。
(※フラット35など、別途保険料を支払う必要がある場合もあります。)
家を建てるときは基本的に住宅ローンを借りますよね。だから家を建てることで自動的に団体信用生命保険に加入することになります。そのため万が一のことが起きても、家族に住む場所を家族に残せます。
つまり、家を建てることによって家族の将来を守れるということです。
一家の大黒柱である夫(もしくは妻)に万が一のことが起きれば、間違いなく収入は減ります。その時に住宅ローンの支払いがあるのとないのでは、生活にも大きく差が出てくるのではないでしょうか。
賃貸に住んでるときに万が一のことが起きたら…?
では賃貸に住んでいる時にご主人に万が一のことが起きた場合はどうなるでしょうか。
残された奥さん一人で「家賃」と「生活費」を稼ぎながら、「子育て」をしなければならなくなってしまいます。
しかし、家を建てて団信に加入しておけば、“住宅ローンの支払い分(=賃貸でいう家賃)”を稼ぐ必要はなくなります。つまり家を建てることで残された家族の生活もラクにすることができるんです。
つまり、家を建てることはこのような万が一のリスクをカバーすることにもなるんです。
団体信用生命保険は無条件で入れるわけではない!?
「よし、団信があるなら安心。今からゆっくり考えよう。」と思われたなら、少し注意が必要です。
実はこの団体使用生命保険、「生命保険」というだけあって、誰でも加入できるというわけではありません。生命保険の加入前に健康状態のチェックがありますが、これは団体信用生命保険も同じです。
つまり健康状態に問題があると加入できない場合があります。基本的に、年齢を重ねれば重ねるほど健康状態に問題が出てくる可能性が高くなります。「加入したいけど審査に通らなかった・・・」ということを避けるためにも、できるだけ早く、できれば30代の内から加入しておくことが大切です。
いかがでしたか?
実際に、団体信用生命保険の話を聞いて、「家づくりについて本気で考え始めた」という方は多いです。やっぱり家族のことを一番に考えますよね。
もし、万が一が起きた時のことを心配されているのであれば、この“団体信用生命保険”で住宅ローンの支払いを賄うことができます。
ちなみに団信の保証内容は住宅ローンを借りる金融機関によって異なるので、ローン契約の前に必ずチェックしましょう。