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家づくりに失敗しないためのブログ

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「消費税が10%上がる前に家を建てよう」としている人が知っておくべきこと

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こんにちは。丸本です。

もう半年以上前になりますが、消費税の引き上げが延期になりましたね。元々は2017年4月に10%に引き上げる予定でしたが、2年半延期して、2019年10月になりました。

「消費税が上がる前に家を建てないと…」と思っていた方は安心されたんではないでしょうか。しかし、実は消費税アップが延期されたからといって安心してはいられません。

家を建てるときに重要なのは、実は消費税よりも金利なんです。

金利が1%上がると、617万円も支払いが増える!

金利1%と2%のときの総支払額の比較

家を建てる時、ほとんどの方が住宅ローンを借ります。仮に3000万円借りたとすると、金利1%のときの総支払額は約3356万円。それに対して金利2%のときの総支払額は、約4137万円。なんと617万円も上がってしまいます。

全く同じ広さ・設備の家を買っても、617万円も高くなると思うとすごく損ですよね・・・。

※35年返済、全期間固定金利で計算しています。

消費税よりも金利に注目!低金利のうちに家を建てたほうが圧倒的にトクをする!

消費税より金利に注目

例えば予算3000万円の内訳を建物2000万円、土地1000万円とします。その場合、消費税8%なら160万円、10%なら200万円の消費税がかかります。

つまり、消費税が8%から10%に上がっても増加分は40万円。それに対して金利は1%上がっただけで600万円以上も支払いが増えてしまいます。そのため、家を建てるなら消費税が上がる前ではなく、低金利のうちに建てたほうが圧倒的に得をするということです。

歴史的低金利はいつまで続く?

フラット35の金利推移

フラット35の金利で見ると、2013年7月の金利は2.06%。それに対して2016年12月の金利は1.1%と、1%近く下がっています。実際のところ、今後の金利がどう動くのかは不透明ですが、上昇するという見方のほうが強いようです。(つまり、金利は今が底であるということです。)

また、もし下がったとしてもその下げ幅は小さいとのこと。つまりこれ以上金利下がることに期待して待っていたとしても、その恩恵はわずかだということです。ということは、金利だけを見るなら今が家の建てるタイミングとして良い時期なんです。

最後に今日の内容をまとめると・・・

☑金利が1%上がるだけで617万円以上も支払いが増加します。

☑今後、金利は上昇するとの見方のほうが強まっています。

☑今の低金利を考えると、家を建てるタイミングとしては良い時期です。

消費税よりも金利の動向に注目して、ぜひオトクな時期に家を建ててくださいね。

※当記事は、2017年2月現在の金利状況を反映して作成した記事です。

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丸本 文平

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級
2012年に人材業界から住宅会社に転職。住宅会社では主に販促企画や「知って得するお金の勉強会セミナー」の講師等を担当。家族は妻とちーちゃん(娘/1歳3ヶ月※2016年現在)の3人家族。家では主に食器洗いと娘の歯磨きを担当。仕事にかまけず日々の子育てもしっかりやってるおかげで、ママとの「ちーちゃんこっちおいで」の勝率は7割を超える(もちろんそれ以外はママには勝てない)。