こんにちは、家づくりサポーターの長田です。
“この住宅会社は安心できる家づくりを行っているのか。”それを見極めることは非常に困難です。
住宅会社の営業マンに聞いても、当然「大丈夫です!」という返事が返ってきます。
住宅会社を紹介してくれる店で質問しても、そこにいるスタッフは現場まで見に行ったりはしないため、わかりません。
ご友人や知人の中に家づくりをした人がいるのであれば、「うちは良かった」「うちは悪かった」という意見はもらえるでしょうが、比較はできませんよね。
では住宅会社の家づくりを一番比較しているのは誰でしょうか。
それは、現場で実際に家づくりを行っている大工さんや職人さんたちです。
職人さんは複数の住宅会社の家を施工しています
一般的な住宅会社は、住宅会社が接客から図面の作成、資材の発注までを行います。
そして実際の施工は大工さんや職人さんといった施工会社に委託しているんです。つまり、住宅会社の社員が家を造っているのではないんです。
「…ということは、住宅会社専属の大工さんや職人さんたちがいるのかな」
私はずっとそう思っていました…。
しかし実は、施工会社も複数の住宅会社の現場を掛け持ちして工事を行っているんです。
スケジュールを組んで、今日は○○ハウスの現場、明日は××住宅の現場という感じで複数の現場で工事を行っています。
そんな職人さんだから知っていること
いろんな住宅会社の現場に行く職人さんは、それぞれのメーカーの
☑施工方法
☑現場監督のチェック体制
☑営業のお客様との付き合い方
なども直接知ることができるんです。
また、住宅会社の中にはコストカットのために職人さんたちの人件費を減額したり、工事の進行具合や検査のチェック体制が不十分だったりと、お客様の見えないところで悪質な建設を行うところもあります。
そんなことに気づけるのも、常に現場にいる職人さんなんです。
現場にいる職人さんたちにはありのままの住宅会社が見えています。ですので、そんな職人さんたちから支持される住宅会社というのは、信頼できる会社であるといえるのではないでしょうか。
職人さんからの紹介があるかを聞いてみる
住宅会社のモデルハウスに見学に行ったら、営業マンに「どんな方から紹介をもらっていますか?」と聞いてみましょう。
その時、「オーナー様」だけでなく「現場の大工さんや職人さんからも紹介をもらっています」という回答があれば信頼できる住宅会社と考えていいでしょう。
また、もし知り合いの方に大工さんや職人さんがいらっしゃる場合は、オススメの住宅会社のことについて聞いてみてください。
きっと自分の経験や、職人さん同士の情報交換などにより信頼できる住宅会社を教えてくれると思いますよ!
家づくりサポーター 長田圭史