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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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自分に合った住宅会社選び、「喋る」と「聞く」はどっちが先?

バンドサークル
2009年4月。長田圭史(当時18歳)が大学に入学したときの話です。
入学式が終わった後、建物から外に出てみたら「サークル勧誘合戦」が盛大に行われていました。

ただ、私の心はすでに決まっていました。
「大学に入ったらバンドサークルに入る!」
高校の頃からバンドをやっていて、高校には軽音部がなかったのでこれ一択でした。

入学式でもらった大学のパンフレットを見てみると、ロック系のバンドサークルが2つ。

「似たような名前だけど、どんな違いがあるんだろ…」
「どっちの方が自分に合ってるのかな…」

とりあえず両方のサークルのテントに行ってみることに。

「喋る」と「聞く」、どっちが先?

ャ
憧れのバンドサークルのテントに行った私は、もう一気に有頂天。

「僕、高校からキーボードしてて!」
「東京事変とか椎名林檎がしたいんですけど、できますか?」
「あとジャズ系も好きなんですけど!」

気付けば夢中になって自分から猛アピールしていました。

すると、どっちのサークルの回答も「できるよ!」ということ。しかもキーボード男子はレアらしいのでかなり誘われました。

しかし、正直どっちのサークルも違いが分からなかったので、一旦保留して考えることに。
(…その間にアイスホッケー部と経済学研究部にも誘われ、「僕バンドがしたいので」と断ったら「できるよ!」と言われました)

よく考えてみたら自分の事ばかり話し過ぎて、サークルのコンセプトや年間のイベント回数など、詳細な事を聞きそびれていました。

まずは「聞く」ことが肝心!

聞く

改めて両サークルに、「何を重視して活動しているのか」「イベントの回数はどれくらいか」などの詳しい話を聞き、さらに翌日に行われたライブを見たりしたことで自分に合っているサークルが分かり、念願のバンドサークルに入部する事ができました!

入部して1年くらい経つと、互いのバンドサークルの違いは明確に分かるようになりました。
しかし、最初のころはどっちも一緒に見えてしまってたな~と思います。

卒業してからも、あのときの選択は間違っていなかったと実感しています!もしよく分からないままもう片方のサークルを選んでいたら、長年憧れていたにもかかわらず辞めていたでしょう。

自分の中で良かったと思うポイントは、「まずは相手の話を聞いて自分と合っているか判断した」ということ。

これは住宅会社選びでも非常に重要です。

営業マンに喋ってもらおう!

メモ
住宅会社や展示場に家づくりの相談をしに行って、「こんな家が建てたいんです!」と要望を伝えたら、恐らくどこの住宅会社でも「できますよ!」という回答が返ってくると思います。

なぜなら営業マンは、とりあえずお客さんに話を合わせて自分の会社に興味を持ってもらおうとするからです。

ですので、どこの会社でも「できますよ!」と言われて、本当に自分たちと合っている住宅会社はどこなのかが分かりにくくなってしまいます。

そこで、まずは自分たちのイメージは伏せた状態で、営業マンに住宅会社のことについていろいろ質問してみましょう。

聞いてみて欲しい項目は次のような、住宅会社の姿勢が分かる質問。

☑会社の強みやこだわりは?
☑会社のコンセプトは?
☑住宅の工法は?そのメリット・デメリットは?
☑断熱材は何を使っているのか?そのメリット・デメリットは?
☑家を建てた後のアフターフォローは? など。

営業マン本人に話してもらうことで、その会社が自分たちの好みや家づくりのコンセプトと一致するどうかや、営業さん自身の知識量や熱意なども知ることができます。

もしも、自分たちが叶えたい家づくりのイメージと合っているのかが曖昧な状態で住宅会社を選んでしまうと、家づくりが進むにつれて徐々に住宅会社との間に意見の食い違いが生じ、後悔が残る家づくりとなってしまうかもしれません。

ですので、最初は住宅会社のコンセプトや営業マンを知ることから始め、自分たちに合っていると感じたら、家づくりのイメージや要望を伝えてみましょう。そうすることで多くの住宅会社と迷うことなく選ぶ事ができますよ!

また、私がサークルの説明だけでなく実際にライブを見に行ったように、その住宅会社の建築現場や見学会などがあれば行ってみるのもオススメです。

家の相談をしに行く時には、「まずは聞き役に徹して、先に話してもらう」ということを覚えておきましょう!

家づくりサポーター 長田圭史

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長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。