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注文住宅の間取りで解決できる、賃貸暮らしの収納の悩みとは?

新築の間取りで解決できる、賃貸暮らしの収納の悩みとは?

「今は賃貸暮らしだけど、せっかく新築を建てるなら、もっとラクに収納ができる間取りにしたい。」

こんにちは。丸本です。

賃貸住宅って、子供が大きくなるにつれて収納が足りなくなってきませんか?せっかく家を建てるなら今よりもっとラクに収納ができるようになりたいですよね。

そこで本日は、新築の間取りで解決できる、賃貸暮らしの収納の悩みをお伝えします。今賃貸で暮らしているのであれば、新築の間取りを作るときの参考にしてくださいね。

■賃貸住宅における収納の3つの悩みとは?

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賃貸住宅の収納の悩みは、大きく分けて以下の3つではないでしょうか?

①そもそも収納スペースが足りてない

②収納スペースの配置が微妙(一ヶ所にドーンが多い)

③玄関に収納がなくて、いつも荷物だらけ。

こういった悩みを解決するために、新築ではどんな間取りにすべきかをお伝えしていきます。

■新築の間取りで解決できる、賃貸暮らしの収納の悩み

ではここから、一つずつの悩みと解決策をを詳しく解説していきます。

①そもそも収納スペースが足りてない

一戸建ては賃貸の2倍広くなる

賃貸住宅は、一つの建物にできるだけ多くの戸数を確保することが基本です(戸数が多いほうが利回りが良くるからです)。そのため、一つ一つの部屋は一戸建てに比べて小さく作られます。

例えば、よくある賃貸住宅の2LDKの広さは、坪数でいうなら16~18坪程度です。それに対して新築の一戸建て住宅は35~40坪程度が平均。つまり賃貸住宅と一戸建て住宅では広さが2倍以上違います。

賃貸住宅2LDK → 16~18坪程度

一戸建て住宅 → 35~40坪程度

そのため、そもそも賃貸住宅では収納スペースを広く取ることができません。結果的に、リビングに収納はなく、各寝室にクローゼットのみという間取りが多くなります。今賃貸に住んでいるのであれば、そういう間取りじゃありませんか?

収納スペースが足りないことに関しては、基本的に一戸建てを建てれば解決できます。なんといっても倍以上広くなるので。

②収納スペースの配置が微妙

先ほどお伝えしたとおり、そもそも狭い間取りの中で収納スペースを確保するには、できるだけ効率よく配置するしかありません。

そのため、賃貸住宅では、リビングや脱衣室、玄関などの各所に収納を配置せず、寝室に大き目のクローゼットを配置することになります。こうすると間取りの広さに対して大き目の収納スペースを確保することはできます。

収納は目的別に細かく配置する

 

しかし、収納一ヶ所にドーンと配置するよりも、生活スタイルに合わせて目的別(機能別)に複数ヶ所に配置したほうが圧倒的に便利になります。

極端な例ですが、ベビーカーを玄関に置いてると邪魔だからといって、帰ってくるたびに寝室の収納にしまったりしませんよね?外で使うのモノは、玄関に収納すべきなんです。

これは日用品も同じです。家族の部屋着(パジャマ)や下着なども、寝室ではなく脱衣室に置いてあれば、お風呂に入るたび自分の部屋のクローゼットに着替えを取りに行く必要がなくなります。洗濯物を畳んだ後も、収まり先が一ヶ所だと便利ですよね。わざわざ各部屋に持っていかなくていいですから。

そのため、新築を建てる際は、生活スタイルに合わせて、目的別の収納スペースを配置することをおすすめします。

玄関にはシューズクロークを、脱衣室の近くに家族の着替えを置けるスペースをといった具合です。

③玄関に収納がなくて、リビングはいつも荷物だらけ

【注文住宅のアイデア】リビングのソファを服・物置き場所にしない方法

玄関に十分な収納スペースがある賃貸住宅はほとんどありません。

玄関に収納スペースがないと、外でしか使わないものがどんどんリビングに入ってきてしまいます。

例えばコートや通勤カバン。実は家の中に入れる必要がないんです。しかし、玄関にコートや通勤カバンを置けるスペースがないと、それは家の中に入ってきます。

たとえばコートは「明日も着るから…」と、ダイニングのイスやソファーに掛けたままになってませんか?そうなると、リビングがどんどん散らかってきます。

逆に言うと、リビングを散らかさないようにするためには、リビングにモノが集まらないようにすることが重要です。そのためには、それぞれのモノの置き場所を決めて、そこに必ず置くことが必要です。

玄関収納もその一つです。家の外でしか使わないモノは玄関に置いておく。新築を建てる時は、玄関スペースを広く取って収納スペースを作ることで、リビングにモノが集まることを防げますよ。

■新築の間取りで解決できる、賃貸暮らしの収納の悩み、いかがでしたか?

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新築の間取りで解決できる、賃貸暮らしの収納の悩みをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?最後にポイントをまとめておきます。

○賃貸住宅はそもそも間取りの面積が小さいので、収納スペースも小さくなる。一戸建てなら倍の広さになるので、その分収納スペースも広く取れる

○収納スペースは目的別に配置することで、より利便性がよくなる

○玄関収納を作ることで、リビングにモノが集まることを防げる

季節モノや日常使わないけど捨てられないモノってありますよね。そういったものは小屋裏などの広い収納スペースを作って、そこにまとめておいておくと、より便利になりますよ。

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丸本 文平

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級
2012年に人材業界から住宅会社に転職。住宅会社では主に販促企画や「知って得するお金の勉強会セミナー」の講師等を担当。家族は妻とちーちゃん(娘/1歳3ヶ月※2016年現在)の3人家族。家では主に食器洗いと娘の歯磨きを担当。仕事にかまけず日々の子育てもしっかりやってるおかげで、ママとの「ちーちゃんこっちおいで」の勝率は7割を超える(もちろんそれ以外はママには勝てない)。