こんにちは!松浦です。
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今回は“家族の健康”に関する大切なお話をします。法律関連が含まれていますが、できるだけ分かりやすくまとめますので、ぜひ最後まで読んでください!
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私たちは、日々を生活する上で、たくさんのルールを守りながら過ごしています。
例えば、パンが欲しい時はお金を支払って買う。車を運転していて赤信号だったら止まる、など。これら当たり前のことは何かしらのルールとして定められています。
生活する時にルールを守るのと同じように、家を建てる時にも、様々なルールを守らなければ家を建てる事ができません。
家を建てる時の大切なルールとは?
その守るべきルールの1つが「建築基準法」という法律です。国民の生命・健康・財産の保護のために、建築物の敷地・設備・構造・用途についての最低基準を定めたものです。
カンタンに言うと「国民の快適で幸せな住まいのために、家を建てる時に絶対守らないといけない法律」といった感じ。
この国にある法律は随時改定されています。もちろん建築基準法も何回も改定されています。
仮に、道路交通法の場合。「2018年から車は右側通行」と定められると、国民はその改定にしたがって、2018年1月1日から右側通行になるでしょう。
建築基準法の場合。例えば「2018年から木造住宅を廃止」と定められると、これから建てる家に関しては木造以外の家を建てるようになります。
日本全国に建っている住宅の約6割が木造住宅です。2018年から木造住宅が廃止されるから、建っている木造住宅を全部解体する、という訳にもいきません。
何が言いたいのかというと、現在建っている住宅の全てが、最新の建築基準法の最低基準を満たしているかというと、そうではないということです。
法の最低基準を満たしていなければどうなるのか?
建築基準法は“国民の生命・健康・財産の保護のため”の法律です。ですので、「法の最低基準を満たしていない」=「国民の生命・健康・財産を保護できない」事になります。
もし、あなたが基準を満たしていない家に住んでいるのなら、もしかすると、健康を害したり、財産を失ってしまうことになる可能性があるということです。
特に気をつけてほしいキーワードが2つあります。
それは以下の2つです。
“2003年完成”
“築14年”
(※平成27年12月時点での「築14年」)
14年前の2003年に何があったのか?
2003年に建築基準法の「シックハウス症候群対策」についての改定がありました。
今では当たり前のように危険視されているシックハウス症候群。しかし、14年前以前は全く問題にされていませんでした。
ですので、14年以前に建てられた建物には、シックハウス症候群の原因となる物質を含んだ建材が使われていると思った方が良いでしょう。
家族で健康で快適に生活できるためにも、ぜひ押さえてほしいポイントです。
「シックハウス症候群」について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
→https://iesta.info/blog/goodhouse/6512/