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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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生活しやすい家づくりに重要なのは、間取り、収納、そして忘れがちなもう一つのポイント

間取り生活しやすい家を作るために最も重視すべきことは、“家族の生活動線や家事動線を考慮した間取りや収納づくり”

…そう思っている方は、残念ながら少しだけ間違っています。

ただ、そのように考えている方は非常に多く、実際に住み始めてから
「間取りのことしか考えていなかった…」
「もっと○○について考えておくべきだった…」

と家づくりに後悔を残してしまうんです。

では、本当に生活しやすい家を作るためには、何に注意すればいいのでしょうか。

答えは、「配線計画」

電気配線配線計画とは、“コンセントや照明のスイッチを部屋のどこに付けるか”という計画のことです。

この配線計画は、住宅会社がお客さんの生活イメージや要望を聞きながら行います。

しかしお客さん側も、新しい家で使いたい家電はどんなものがあり、そのサイズやどこで使いたいのかなどを、あらかじめ住宅会社に伝えておく必要があります。

もし伝え忘れがあった場合は、使いたい家電があるのにコンセントが足りなかったり、別の家具でコンセントが隠れてしまったたり、コンセントを隠さないように家具を置いたら部屋の使い勝手が悪くなったりしてしまいます。

では、配線計画をするうえで特に気を付けておくべき場所はどんなところでしょうか。

コンセントはここに注意!

コンセントコンセントの位置によって、家電や家具を置く場所が決まってしまいますので、あらかじめどこに設置するかを慎重に計画しましょう。

☑キッチン

キッチン冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器など毎日使う家電のコンセントは考えていたのに、たまにしか使わないミキサーやフードプロセッサーなどの小型家電を使う時のコンセントを設置し忘れていて、別の場所に移動しないといけなくなってしまうケースが多々あるようです。

現在キッチンでどんな家電を使っているのかを改めて把握し、必要であればコンセントを設置するといいでしょう。

☑テレビ周辺

テレビリビングのテレビ周りには、テレビ以外にもDVDプレーヤーやゲーム機その他、家電のコンセントが集中しがちになってしまいます。

また、テレビの裏は埃が溜まりやすいので、大量のタコ足配線などでコンセントをつなげていると発火や火災の原因にもなってしまいます。

リビングにはどんな家具や家電をどこに置くのかを考えて、テレビとは別の場所にコンセントを設置しておくことがオススメです。

☑掃除機

掃除機最近はコードレスの掃除機もありますが、もしコード付きの掃除機を使う場合にはコンセントの位置を考える事が必要です。

もし無計画に設計すると、掃除機の可動範囲の関係で延長コードを持ち歩きながら家の中の掃除をする羽目になってしまうかもしれません。

現在使ってるものや一般的な掃除機のコードの長さを計算しながら、廊下や部屋の中にコンセントを設置しておきましょう。

照明のスイッチはここに注意!

スイッチ配線計画は照明スイッチの位置をどこにするかも重要です。

例えば、玄関の照明のスイッチが入り口から遠いところにあると、夜暗くなって家に帰ってきたときに真っ暗な中から手探りでスイッチを探すことになります。

また、開いたドアとスイッチの位置が重なったり、経費を削減しようとしてスイッチの位置を減らしすぎたりすると、生活が不便になってしまいます。

間取りが決まったら、ドアの開きの向きや入り口からスイッチまでの位置、設置する個数などについても考えておきましょう。

いかがでしたか?

見学会本当に生活しやすい家づくりをするためには、そこに家具や家電を入れて実際に生活することまで想定して、配線計画をしっかり考えておくことがポイントです。

まずはいろんなモデルハウスを見学しながら、配線計画について考えてみてください。

また、住宅会社によっては引き渡し前のお客さんの家を一時的にお借りして公開する「完成現場見学会」を開催しているところもありますので、参加してスイッチやコンセントの位置を見てみると、より参考になるでしょう。

その時には、間取りやデザインだけでなく生活感をイメージしながら配線関係を注目してみたり、営業マンに「どうしてここにコンセントがあるんですか?」と質問してみたりすると自分たちの家づくり計画をするときにもスムーズに考えることができますよ!

家づくりサポーター 長田圭史

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長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。