こんにちは!家づくりサポーターの長田です。
「そろそろ家づくりを始めようかな…」
知り合いが家を建て始めたり、子供が成長してきたことをきっかけに、多くの人が家づくりを始めています。
ただ、“家づくり”と一言で言っても、やるべきことはたくさんあります。
モデルハウスを見学し、土地を探し、住宅会社を選び、資金計画をし、間取りを決め、デザインを決め、仕様を決め…
それらを、仕事や日常生活の合間に時間を作って行わなくてはいけなくなります。
しかし、家づくりを始める前の「そろそろ家づくりを始めようかな…」と考えている時点で、いくつかの事を済ませておくと、本格的に家づくりを始めてからの作業をスムーズに進めることができるようになります。
今回は、時間があるうちにやっておくべき3つの下準備について紹介していきます。
①住宅市場を調べておく
「とりあえず展示場に行ってみるか…」と、最初から展示場に行ってみたとしても、事前にある程度の知識を身につけておかなければ、見たり聞いたりするすべての情報が初めてで、見学をすればするほど専門用語の多さに混乱してしまうことがあります。
ですので、まずはどんな家の種類があるのか、どんな住宅会社があるのかなど、住宅市場についてあらかじめ調べておきましょう。
そして特に調べておくべきなのは、「信頼できる営業マンの見極め方」。
自分の担当となる営業マンが本当に信頼できる人なのかを見極めることは、家づくりに成功するか失敗するかを分ける大きなカギとなります。
ですので、展示場やモデルハウスの見学に行く前には、住宅営業マンの営業手法や見極め方についても調べてみて、営業のトークに流されないように気を付けてください。
②クレジットカードを整理しておく
金融機関で行う住宅ローンの審査では、個人の返済能力が審査されます。
そのため、クレジットカードの支払い遅延履歴や他に返済中のローンなどがあると、審査上マイナス評価となってしまいます。
しかし実は、支払い遅延や他のローンが無くても、キャッシング枠が負債に計上される場合があります。
ガソリンスタンドやコンビニなど、様々なところで「損はしないから…」とついつい作ってしまったクレジットカードがあると、使っていなくても保有しているだけで審査が不利になってしまう可能性があります。
住宅ローンの審査を有利に進めるためにも、クレジットカードを多く作ってしまっている方は、よく使うもの2~3枚に整理したり、キャッシング枠を最低限に引き下げたりしておくことをお勧めします。
③実印を作っておく
住宅や土地の売買契約をする時には、実印が必要になります。
もしも実印をまだ作っていないという方は、時間のある時に作っておくと良いでしょう。
一生モノの実印なので、印鑑の素材や書体を決めることにも時間がかかってしまうかもしれません。
また、実印を作成したら、続いて印鑑証明も作成しなくてはいけません。
そのためには、役所に行って印鑑証明書発行の手続きを行う必要があるので、役所が開いている平日に時間を作って行けるように、時間に余裕をもって動いておきましょう。
いかがでしたか?
今回紹介した下準備をしておくことによって、家づくりをスムーズに進めることができます。
もし「まだ先の話だから…」と思っている段階であっても、いつかは家を建てる予定があるのならば、時間があるうちに前もって家づくりの下準備を始めておくことをオススメします。
家づくりを始めてから複数のことを同時進行で進めるのはかなり大変になりますので、後々ラクをするためにも、今のうちにできることはやっておいてはいかがでしょうか。
家づくりサポーター 長田