こんにちは!家づくりサポーターの長田です。
念願の新築一戸建て。何度もプランの打ち合わせをして間取りを決めて大満足の家が完成したはずなのに…
住み始めてから「もっとこうしておけばよかった…」という後悔をしてしまう人は結構多いんです。
後悔を持つポイントは広さや収納の場所など様々。
その中でも今回は、ある3つの「騒音」に関する家づくりの後悔を紹介します。
もし現在家の間取りを考えている人は、このブログを読んでプランを見直してみてください。
①家族の生活音
一緒に住んでいる家族が歩く音や喋る音、子供がはしゃぎまわるといった生活音は、部屋の位置に注意して間取りづくりをしなければ「騒音」となってしまいます。
例えば、
☑2階の子供部屋ではしゃく声や音が、1階のリビングに響く
☑2階の廊下を歩く足音が、1階の客間や寝室に聞こえる
☑トイレがリビングに近すぎて、音を気にしてなかなかトイレに行けない
このような問題は各部屋の位置関係が原因です。
間取りプランを作る時に1階と2階にどのような部屋が重なるかを考えたり、1階と2階の間の騒音対策はどのようなことをするのかを住宅会社に確認しておくといいでしょう。
②室内と屋外の音
家づくりをするときには、土地周辺の道路がどのような環境なのかを調べながら家の間取りを検討しなければ、外の音が気になってストレスを感じたり、逆に室内からの音が外に漏れて近所迷惑になってしまう事もあります。
起こりがちな後悔の事例としては、
☑寝室に前面道路を車が通る音が聞こえてきて眠りが浅い
☑浴室が道路側にあるので、子供が騒いだりそれを怒ったりする声が外に丸聞こえになる
☑ピアノが置いてある部屋の窓と隣の部屋の窓が同じ位置にあるので、隣の家まで響いてしまう
間取りを考える時には、土地に対して道路がどのような位置に接しているかだけでなく、隣の家の窓がどのような位置に設置してあるかも確認しておきましょう。
③機械音
生活をする上では、様々な家電製品や住宅設備を使うことになります。
ですので、その機械の動作音にも気を付けなければいけません。
騒音になってしまう機械音は、例えばこんなものです。
☑電気代が安い夜間に洗濯機を回したいけど、2階の子供部屋に響いてしまう
☑和室でくつろぎたいのに食器洗浄機の音が聞こえてしまう
☑寝室の近くに給湯機があるので、寝ている時も機械音が気になる
意外と見落としがちな機械音ですが、毎日使うものですので気を付けておかなければ騒音としてストレスになってしまいます。
くつろぐスペースの近くに、機械音が生じる家電や住宅設備はないかを確認しておきましょう。
いかがですか?
間取りプランを作る時には、1階と2階の位置関係や周辺環境、そして家電・住宅設備がどこにあるのかをチェックしましょう。
また、部屋と部屋の間に廊下や収納をはさむことによって、互いの音を遮音する役割も果たします。
最近は「廊下を作らずに家族の存在感を感じられるような間取りに」という考えもありますが、プライバシーの確保と遮音という面で見ればそれらは有効活用できますので、是非検討してみてください。
家づくりサポーター 長田