日本をおそう最強寒波
今年(2017年)の1~2月は特に寒い日が続きますね、、一時期ニュースで“最強寒波”と言われるほど例年にない寒さ。こんな時期は仕事やお買い物から帰宅すると、家の中も外と同じくらい寒くないですか?暖房の風量を“強”にしてもすぐには暖かくなりませんよね、、、毎月の電気代の請求書を見て頭を抱えている方もいるのではないでしょうか?
九州地方は北海道よりも寒い!?
実は、九州地方は「全国部屋の温度調査※」で北の国・北海道よりも寒いという結果が、、、ちなみに北海道は1位。福岡は30位。熊本は37位。防寒に対する意識は北海道や東北の方が高いようです。北海道は冬になると給与に「燃料手当」がつくなどの対策も。
※引用元:ウェザーニュース(https://goo.gl/4IueW4)
部屋を暖める時に注意すること
部屋を暖める一番カンタンな方法は暖房器具をフル稼働させることですが、電気代がスゴイことに、、、賃貸に住んでいると電気アンペアもさほど大きくないので、複数の暖房器具を使うとすぐブレーカーが落ちてしまいがち。
少しでも温かさを感じるために“エアコンの風量を強”“エアコンの風向きを下”“エアコンと扇風機を併用”する方法がありますが僕はあまりオススメできません、、、これらの方法は室内が乾燥しやすくなるので特にお子様のノドを痛めてしまう原因になるからです。
無駄なく部屋を暖める方法
上の図のように室温を高めても少しずつ外に逃げてしまいます。特に窓などの開口部は空気の出入りがしやすい部分の1つです。窓などの開口部の対策としては「カーテン」です。カーテンの厚みを厚くしたり、丈を少し長くしてみたりすることで熱が逃げるのを抑えてくれます。また、床が冷えて足元が冷たい場合、カーペットを敷くことで熱が逃げるのを抑え、床の冷えが直接足に伝わるのも防いでくれます。
他にもこんな対策があります!
そもそも賃貸は建てる時の費用を抑えるため、単層窓(窓ガラスが1枚)だったり、壁の厚みが薄かったりして経費削減しています。ですので、引っ越す場合や新築を購入する場合、以下の対策をすることで寒い冬を快適に、かつ光熱費もかかりにくくなります。その方法とは…
○複層窓(窓ガラスが2~3枚)にする
○窓を“樹脂サッシ”にする
○断熱材の厚みを厚くする
○断熱材を良い素材に変える
以上の方法をすることで、家全体が魔法瓶のように熱が逃げにくい家になるので、一度温めた室温を長時間保つことができ、快適な生活空間を実現することができますよ。
家づくりサポーター 松浦征久