イエスタ

家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

メニュー

ウッドデッキ?ポーチタイル?魅力的なデッキスペースに仕上げるために選択するならどっち?

こんにちは!松浦です。

土地が決まり、建物の間取りなどが決定したら、後は建物の完成を待つだけ!ではありません。

より建物を魅力的にみせるためにも、敷地内の外構計画は欠かせません。

その中でも今回は、庭先のデッキスペースに注目してみたいと思います。

そもそも“デッキスペース”とは?

731565_s
デッキスペースとは、一般的に“屋根のない空間”のことをいいます。

よく船の船首付近の甲板のこともデッキと言われますが、そこも同様に屋根のない空間になっています。

住宅におけるデッキスペースでよく比較されるのは「ウッドデッキ」と「ポーチタイル」の2種類。

今回は「ウッドデッキ」と「ポーチタイル」のそれぞれの特徴やメリット・デメリットなどを紹介していきたいと思います。

『ウッドデッキ』の特徴・メリット・デメリット

1772861_s
ウッドデッキは名前の通り、木材を利用しております。

ですので、一番の魅力は温かみのある質感です。

木のぬくもりを感じられ、和風住宅や洋風建築まで、幅広い住宅のコンセプトと相性が良いと言われています。

天然木を利用した場合は、経年による質感や風合いの変化を楽しみながら生活することが出来ます。

その一方、天然木なので、経年劣化による“ささくれ”やカビ、シロアリの被害に遭ってしまう恐れもあるので、定期的に塗装するなどのメンテナンスが必要です。

一度濡れると他と比べると渇きにくいという懸念点もあります。普段のお手入れもゴシゴシしすぎると表面が傷ついてしまうので注意が必要です。

最近は人工木のウッドデッキもあり、天然木に比べメンテナンスがしやすく、耐久性がありますので、曲線的なデザインなども表現することが出来ます。多少ゴシゴシしても問題ありません。

人工木は“ささくれ”やシロアリの被害はなく、特別なメンテナンスは不要ですが、スキマなど風通しの悪い所にはカビが発生する恐れがありますので、長時間濡れたままの放置は避けた方がいいでしょう。

ウッドデッキの施工は1日~数日で出来ますし、費用もポーチタイルより平均的に安価に抑えられます。

『ポーチタイル』の特徴・メリット・デメリット

StockSnap_MKS04VX682
ポーチタイルは、ウッドデッキにならって“ポーチデッキ”と言われることもありますが、今回はポーチタイルで統一していきます。

モダンな印象のあるポーチタイルは、高級感のあるデザインに仕上がります。

ウッドデッキは基本的に木目調の柄や色しかありませんが、ポーチタイルは外観のテイストに合わせて、幅広い色やデザインから選択することが出来ます。

普段のお手入れの簡単さや劣化のしづらさもポーチタイルの方が優れています。

雨が降っても乾きやすいですが、濡れている間は滑りやすくなるので注意が必要。

ウッドデッキよりも日差しの照り返しがキツく、表面温度も高くなりやすいので、夏は室内にまぶしい光が入ってきたり、ポーチタイル上は蒸し風呂のようになるので気をつけましょう。

ポーチタイルの施工はウッドデッキよりも長期的になり、費用も平均的にウッドデッキより高くなってしまいますので予算の確保が大事になってきます。

まとめ

adorable-animal-baby-beautiful-479009
いかがでしたでしょうか?

今回は、住宅のデッキスペースによく用いられる「ウッドデッキ」と「ポーチタイル」を比較してきました。

それぞれ良し悪しがありますので、あなたの計画した敷地・建物・予算などと照らし合わせて、どちらがよりいいのか検討していただければと思います。

ちなみに、ウッドデッキの天然木と人工木の違いについては下記ブログにて詳しくまとめておりますので、ぜひ一度参考にしてみてください。

ウッドデッキの2つの種類の特長と、そのメンテナンス方法とは?
https://iesta.info/blog/firstbuilding/10372/

家づくりサポーター 松浦征久
松浦

 

ゼッタイやってはいけないバナー - コピー

松浦 征久

熊本県天草市生まれ。長崎大学経済学部卒。通称「まっつぁん」。日頃は録画したTVを観ながら、SNSチェックやゲーム、読書、家事などをこなす暇が嫌いな多忙不器用人間。TVはドラマやアニメ、バラエティ、経済番組など週に30 チャンネルほど録画しているので残りの録画容量が心配でハラハラする日々。基本ツッコミ役だが、たまにボケると安定して“スベリ芸”を発動。低確率で必殺技“カミカミ芸”や“言いまつがい”が発動し大逆転することも。