こんにちは、長野です。
家づくりをするとき、配線の配置は後回しにしがちですがとても重要なことです。でも、図面を見ても配線がどこにどう通っているのか、どこに何個コンセントが配置されているのかなかなか分かりづらいものです。
そのせいで、いざ住み始めてみると「コンセントの場所が気に入らない!不便!」ということにもなりかねません。
失敗しないために考えておくポイントとは?
家電ひとつをとってみても、周辺機器とあわせるとたくさんコンセントが必要なものもあります。例えば、テレビやパソコンなどです。
テレビ周辺はDVDレコーダーも一緒に設置するでしょうし、パソコン周辺にはプリンターなども設置することがあると思います。
インターネットの回線などの関係で設置場所が制限されることもあるので、ある程度それぞれの家電の置き場所を考えた上でコンセントの数を決めると良いですよ。
また、忘れがちな屋外の配線も考えておきましょう。例えば、趣味のDIYで電動工具を使用したり車内の掃除をするために掃除機を使用したりするためのコンセントもあると便利です。
コンセントはいくつ必要?
では、具体的にコンセントはどこにいくつ必要なのかをお伝えします。まずコンセントの設置場所を決める基準のひとつとして「掃除機が使えるかどうか」という点が挙げられます。家じゅうを掃除してまわるとして、どこからコンセントを取るかを考えてみるとコンセントはどれくらい必要かどうかが見えてきます。
しっかりと考えて設置すれば、コンセントが遠くて掃除機がかけられないなんてことはなくなります。
さらに、コンセントの設置数の目安ですが、2畳あたり1か所(2口以上)と言われています。例えば、8畳の部屋には4か所のコンセントを対角線上に分散させて取り付けるとベストです。
いかがでしたか?
最適なコンセントの設置数や位置は、家の間取りを見て計算することが大事です。家族が暮らしやすい間取りを考えた上でどこに何個コンセントを設置するのかを決めましょう。
ちなみに、タコ足配線(テーブルタップ)をしてしまうと1つのコンセントで同時に使用できる電流の容量をオーバーしてしまい、発熱して最悪の場合発火してしまう危険性が高くなるので極力しないようにしましょう。
家づくりサポーター 長野