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ラップサイディングのメリットとデメリットとは?

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こんにちは、長野です。

家の外観って、使用する外壁材や色でイメージが大きく変わるのでとても重要ですよね。外壁材には、塗り壁やタイルやサイディングなど色んな種類があります。

今回は、外壁材のひとつである「ラップサイディング」をご紹介します。

 

ラップサイディングってなに?

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ラップサイディングとは、平らで長い板状のサイディングを重ね合わせながら張り付けるもののことをいい、「下見板」「鎧張り」などとも呼ばれます。

一般的に採用される窯業系サイディングと比較して、形や施工の方法が異なります。サイディングの左右の接合部分は、一般的な窯業系サイディングはコーキング(隙間を埋めるゴム状のパッキン)を使用するのに対して、差し込んで結合するつくりになっています。

 

ラップサイディングのメリット・デメリットとは?

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①メリット

・デザイン性がある
ラップサイディングは、デザイン性があることがメリットのひとつとして挙げられます。最近建てられている家のほとんどは、「窯業系サイディング」というものが使われているんですが、ラップサイディングを使用すれば周囲の家にはない立体感を出すことができます。

・メンテナンス費用が抑えられる
最大のメリットともいえるのが、メンテナンス費用を抑えられるという点です。先程、サイディング同士は差し込むことによって結合するとお伝えしましたが、そうすることで外壁間のコーキングが不要です(サッシ周辺は必要です)。

コーキングは一般的に5年~10年で劣化してしまうので、そのたびにメンテナンスが必要です。コーキングを打ち直さないと、雨漏りや材木が腐る原因となります。

②デメリット

・初期費用が多くかかる
ラップサイディングのメリットを2つご紹介しましたが、デメリットを挙げるとするなら「初期費用が多くかかる」という点です。一般的に使用される窯業系サイディングと比べると、1.2~1.5倍くらいの初期費用がかかってしまいます。

しかし、初期費用は多くかかるもののメンテナンス費用も含めて考えると、ラップサイディングが良い場合もあります。予算のなかで何を優先したいかを考えて採用するか決めるようにしましょう。

 

いかがでしたか?

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今回は、ラップサイディングのメリットとデメリットをご紹介しました。周囲の家との違いを楽しむことができて、メンテナンス費用もカットできるラップサイディング。しかし、実際に使用するかどうかは、予算を考える必要があります。

家は建てて終わりではありません。建てたあとのことも考えられるのが理想です。自分たちがどんな家を建ててどんな生活をしたいのかを事前にある程度イメージして家づくりを進めてくださいね。

 

 

家づくりサポーター 長野

 

 

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長野 唯

2016年入社。現在はイベントの企画・運営などを担当。休みの前日は会社の同期とともに飲みに行くことがほとんどで、翌日は二日酔いを覚ましつつ建築やインテリア関連の雑誌を読んだり洋画(主にMARVEL)を観たりしてまったり過ごす。4人姉妹の一番下で根っからの末っ子気質。見た目も年齢より若く見られることが多くて得をしたり損をしたり…?