こんにちは、長野です。
家を建てるとき、親世帯と子世帯が一緒に住む「二世帯住宅」を考えられる方も少なくありません。
二世帯住宅には、大きく3つの種類に分けることができます。詳しくは、過去のブログをご覧ください。
→ 「二世帯住宅にしたい!間取りを考えるときのポイントとは?」
「二世帯住宅」と聞くと、1階と2階で分ける2階建ての家をイメージする方がほとんどでしょう。近年、平屋住宅の人気が上昇していますが、平屋の二世帯住宅も建てることができます。
今回は、平屋の二世帯住宅を建てるときのポイントを3つに絞ってご紹介します。
建てるときの3つのポイント
①キッチンやバスは可能な限り共用する
平屋で二世帯住宅を建てるとなると、ある程度の土地の広さが必要です。その上、土地を有効活用することが一番のポイントになります。
そのため、キッチンやバスなどはできるだけ共用するようにしましょう。その上でリビングや寝室などをそれぞれつくってプライバシーを考慮した間取りにすると良いです。
共用する場合、使用したいときにできないということも起こりうるので、事前に家族で話し合って使用ルールを決めておくことをおすすめします。
②プライバシーは確保する
平屋だとワンフロアで二世帯が生活することになるので、プライバシーの確保は難しそうな印象を持つかもしれません。
しかし、間取りの工夫次第では解決することができます。例えば、スペースに余裕があるのであれば、中庭をつくって親世帯と子世帯の住空間を区切ることができます。
他にも、洗濯物が視界に入るのが気になるのであれば、ベランダに仕切りをつくって目隠しをすれば、解決できます。
その他にも気になることがあれば、設計担当者に相談してみましょう。
③バリアフリーにする
平屋の特徴として階段がないことが挙げられます。これは、高齢の親世帯にとって嬉しいことです。子世帯にとっても、子どもが階段から転落してケガする心配がなくなるというメリットです。
このように、バリアフリーにすることはお互いにとってメリットなんです。他にも、トイレやバスは広めにつくったり、車イスが通れる動線をつくったりすれば、親世帯だけでなく子世帯にとっても住み心地の良い家になります。
いかがでしたか?
いかがでしたか?今回は、平屋でも二世帯住宅を建てることができることと建てるときの3つのポイントをご紹介しました。
二世帯住宅というと、「プライバシーが確保しづらそう」「なにかと気を遣いそう」というようなイメージを持っている方が多いかもしれません。
しかし、間取りの工夫次第でお互いにメリットのある暮らしをおくることができますし、今回ご紹介したような人気の平屋の二世帯住宅も建てることができます。
前提として、家族で話し合って理解しあうことが重要です。それぞれの納得のいく二世帯住宅での暮らしを実現してください。
家づくりサポーター 長野