こんにちは、長野です。
壁一面に本が並んだ本棚を見かけたことはありますか?家のなかにある本を収納できたり読んだりできるスペースのことを「ホームライブラリー」といいます。読書が趣味だという方や、家族一緒に本を楽しむスペースがほしいという方にとってはとても魅力的なものです。
今回は、ホームライブラリーのメリット・デメリットとつくるときに注意するポイントをご紹介します。
ホームライブラリーのメリット
ホームライブラリーをつくることで以下のようなメリットがあります。
・家族と本を通じてコミュニケーションがとれる
・子どもが本に触れる機会をつくれる
・家のなかに本が散乱するのを防げて一ヶ所にまとめられる
・本をリラックスして読むことができる
・読もうと思って買った本を置けて、いつでも読める
本を収納できたり、家族と一緒に本を読んでコミュニケーションが取れたりとメリットはたくさんあります。
ホームライブラリーのデメリット
次に、ホームライブラリーのデメリットです。
・家がある程度広くないとつくれない
・つくる場所によってはわざわざ取りに行くのが面倒
・本棚の手入れが大変
・本が捨てられなくなってしまう
・置き場所があるのでムダな本をつい買ってしまう
つくるときのポイントって?
①つくる場所は?
日常生活のなかで本が集まる場所の近くにつくるのが良いでしょう。例えば、LDKや寝室、子ども部屋などにつくると本を取りに行くのが億劫になることはないでしょう。
省スペースにつくりたい場合は、家族が通る廊下や階段の壁を使うのもおすすめです。本を探したり読んだりしているときに声を掛け合うことができてコミュニケーションの場になります。
②つくるときの注意点は?
最後につくるときの注意点をご紹介します。
もし本を日焼けさせたくない場合、窓は北向きのほうが良いでしょう。暗くなりがちですが、壁面の高い位置に窓を設置すれば窓自体が小さくてもホームらライブラリー全体は明るくすることができます。
本は重量があるので、棚板の縦の支えは60cm間隔で設置するのが理想です。収納面を考えると棚板は可動式をおすすめします。地震対策として重い本は下に、文庫本などの軽い本は上に収納するようにしましょう。
また、棚の奥行を深くしすぎると面積が必要になる上にホコリが溜まりやすいので注意しましょう。浅くても大丈夫であれば、奥行23cm程度がおすすめです。
いかがでしたか?
今回、ホームライブラリーのメリット・デメリットとつくるときのポイントをご紹介しました。
電子書籍が普及している現代だからこそ、家族が集まって本を楽しむスペースをつくることは良いコミュニケーションの機会になります。
壁いっぱいになるほど本は持っていないという方も、空いたスペースには雑貨や写真などのインテリアを飾っておいて今後増やしていくという方法でも良いでしょう。
いろんな魅力のあるホームライブラリーを今後の家づくりに取り入れてみてはいかがでしょうか。
家づくりサポーター 長野