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住宅ローンの返済困難?滞納?万が一の時にとるべき行動とは

56d4821a47ecda600dc2d7e035dc9970_s家づくりサポーターの長田です。

住宅ローンを利用する時、“毎月の返済をいくらにするか”って気になりますよね。

実際に住宅ローンを利用する際には、現在の収入や家計の状況、そして子どもたちの学校などの生活の変化を想定しながら、返済計画を立てることとなります。

ただ、どんなに細かくライフプランの予想を立てて返済計画を作ったとしても、必ずその予定通りに進んでいくとは限りません。

場合によっては、徐々に住宅ローンの支払いが難しくなり、遂には滞納をしてしまうこともあるかもしれません。

皆さんは、住宅ローンの返済を滞納したらどのようなことになるかご存知でしょうか。

「すぐに家を売らなきゃいけなくなる?」
「ボーナスで滞納分を返済すれば大丈夫?」
「競売ってどんなタイミングで始まるの?」

そんな疑問はありませんか?
そこで今回は、住宅ローンにおける“万が一の時にとるべき行動”について紹介します。

①返済が難しくなってきたら、早めに金融機関に相談を!

42e9387440437cb092ce77f72dd5fc82_s家づくりを始める時点では「これくらいの金額なら毎月ムリなく払っていけるだろう」と思っていても、なかなか完全に予想通りになるということはありません。

特に、住宅ローンは最長で35年という長期に渡って返済していくものですので、その間に仕事が変わったり、子どもが私立の学校に通うことになったりと、ライフスタイルに予想外の変化があるかもしれません。

そんなときに「返済が難しくなってきたな…このままじゃ滞納してしまうかもしれないな…」と思ったら、早めに金融機関に相談をしておきましょう。

ローン支払いの計画変更や借り換えなど、様々な対策を提案してもらうことができ、家計の圧迫を解消させることができるかもしれません。

これがもし、1度でも返済を滞納してしまった後になると、金融機関からの信用が薄れてしまうため、とることができる対策が限られてしまいますので、気をつけておきましょう。

②滞納してしまったら、3カ月のうちに返済を!

96bc2542d5bb6ba4cad7e2516b2bc5ef_s住宅ローンの返済を滞納してしまった場合、その後どのような請求が来るかご存知でしょうか。

住宅ローンには返済の猶予があり、滞納してしまった分を一括で支払うことができれば、家が競売にかけられたりすることはありません。

返済の猶予は金融機関によっても異なりますが、多くのところでは返済の猶予を「3カ月」としていることが多く、3カ月以内であれば滞納している金額を一括で支払うことによって問題は解決されます。

ただ、滞納がその返済猶予を越えて4か月目以降になると、次は借入残高の全額を一括で支払うように請求されることとなります。

そのため、ボーナスを使って滞納している分を一括で返済しようと考えていても、そのボーナスの受給が滞納から3カ月以内でない場合は注意が必要です。

③家の競売が始まるまでの流れ

b32b6847fef3344a6c5b2323e9f0ac0d_s上述したように、もし返済が滞納してしまってもすぐに家が競売にかけられることはなく、競売が始まるまでには次のような段階があります。

1.滞納分の返済を求められる段階
2.滞納から数か月後に家の売却を勧められる段階
3.滞納から半年以上過ぎて本格的に競売が始まる段階

強制的に競売にかけられるようになるのは最終段階、それまでは自分自身で家を売るか、借入残高の一括返済をするかを選ぶことができます。

そしてもし競売が始まったとしても、返済できるお金を用意することができたり、自分で買う人を見つけて金融機関がそれに応じれば、競売を取り下げることも可能です。

滞納してしまっても、すぐに競売が始まるというわけではありませんので、まずは3カ月以内に滞納分を返済できるようにしましょう。

いかがでしたか?

92c2ced0be879556c7207a3385ecd0bd_s小中学校での避難訓練や自動車学校での応急救護など、万が一の時にとるべき行動を知っておくことって大切ですよね?

今回は、そんな“もしも”の時に備えた情報を紹介させていただきました。

住宅ローンは、長期的で高額な金額が動く商品なので、少しでも誤った行動をとれば大きな損失となる可能性があります。

住宅ローンを利用する時には、まずはムリの無い資金計画を立てることと、返済が難しくなってきた時の早めの行動を心掛けましょう。

家づくりサポーター 長田

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長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。