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ニッチの3つの活用法とつくるときの注意点とは?

 

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こんにちは、長野です。

「ニッチ」という言葉を耳にしたことはありますか?恐らくご存知ない方のほうが多いかもしれません。私も住宅会社に入社して初めて知りました。

ニッチとは隙間やくぼみという意味の言葉で、建築では壁をくぼませてつくった棚や収納を指します。

壁をくぼませてつくるので収納を圧迫感なく増やせたり、奥行ができることで部屋全体に立体感が出るので人気の高いものでもあります。

今回は、そんなニッチの3つの活用法とつくるときの注意点をご紹介します。

 

ニッチの3つの活用法

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①ディスプレイとして活用

一番多い活用法はディスプレイとしてニッチをつくるケースです。玄関や階段、廊下などいろんな場所につくることができます。

趣味の雑貨や小物を飾って個性を出すという方が多いです。そのほかにも、あえて何も置かずニッチの内側にタイルやアクセントクロスを貼って楽しむという方法もあります。

また、キッチンの裏側にニッチをつくってマガジンラックとして使うケースもあります。おしゃれな雑誌やお子さまの絵本をディスプレイすればインテリアとして楽しむこともできます。

 

②コントロールセンターとして活用

キッチンまわりで気になるのが、給湯器のリモコンパネルやインターホンのモニターなどのスイッチやリモコンです。

一般的には壁に取り付けることが多いですが、狭い場所だと肩がぶつかって知らない間にスイッチが押されていた、なんてことも。

ニッチをつくって、くぼみにスイッチやリモコン類を設置すれば壁からの出っ張りもなくなり見た目もスッキリします。

 

③収納として活用

トイレや洗面スペースは小さいことが多いです。そうなると必然的に収納も少なくなってしまいます。

そういった場合にはニッチがおすすめです。例えば、トイレにつくればトイレットペーパーなどのストックを置くことができますし、洗面化粧台の横につくればタオルやドライヤーなど必要なアイテムを収納できます。

 

では、注意点は?

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ニッチは、壁のなかの柱と柱の間につくりますが、壁のなかには柱だけでなく筋違(すじかい)といって斜めに材木が入っています。ですので、事前にどこにつくりたいか決めておく必要があります。

ニッチは断熱性や耐震性を確保するために、外壁面に接する壁にはつくれません。また、当たり前ですが壁の厚み以上の奥行のニッチは作れないので、思っていたニッチよりも奥行が浅い場合もあります。そうならないためにも、事前に設計担当者に確認しておきましょう。

 

いかがでしたか?

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ニッチの活用法は今回ご紹介したもの以外にもたくさんあります。例えば、キッチンにつくって調味料を収納したり、ニッチの内側に照明をつけてライトアップできるディスプレイにしたり。

また、ニッチの形も四角にするかアーチ型にするかでイメージが変わってきます。自分好みのニッチをつくって新築での生活を楽しみましょう。

 

 

家づくりサポーター 長野

 

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長野 唯

2016年入社。現在はイベントの企画・運営などを担当。休みの前日は会社の同期とともに飲みに行くことがほとんどで、翌日は二日酔いを覚ましつつ建築やインテリア関連の雑誌を読んだり洋画(主にMARVEL)を観たりしてまったり過ごす。4人姉妹の一番下で根っからの末っ子気質。見た目も年齢より若く見られることが多くて得をしたり損をしたり…?