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「こんなはずじゃなかった、、、」イメージと違うデザインや色を選択しないための3つの確認方法

こんにちは!松浦です。

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家づくりの中で、楽しい打合せの1つといえば「仕様打合せ」です。

仕様打合せとは、キッチンや浴室などの住宅設備から、壁紙、床材など、家の中に数多くある仕様のデザインや色を決めていくことです。

例えば、
「リビングは明るくしたいな」
「寝室は落ち着けるようにダーク系に」
「子供部屋はパステルカラーでかわいらしく」
など、各部屋ごとに設定していくと想像するだけでワクワクしませんか?

こだわりたい人はとことん細かく仕様決めをすることができますが、その分時間もかかってしまいます。

そのため、
「ここの仕様はこんな感じでいいよね」
と場所によっては手を抜いて仕様を決めてしまう方も。

その結果、住宅が完成してから
「ここの色がイメージと違う」
「こんなはずじゃなかった、、、」と
後悔の家づくりになってしまう恐れもあります。

そこで今回は、仕様打合せ時に失敗を少なくするための、3つの方法をご紹介していきます。

【1】実物を見て触れて確かめること

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キッチンや浴室などの大きな住宅設備は、1つの住宅展示場に1~2つしかなく、事務所にも置いていない場合があります。

その場合、打合せではカタログを見て決めていくわけですが、その場で決定してはいけません。

カタログに載っている設備は、住宅会社の事務所にない可能性がありますが、住宅設備メーカーの店舗にはあります。

ですので、打合せの前後にかならず住宅設備メーカーの店舗に行き、実際の大きさや色、デザインなどを確認するようにしましょう。

壁紙や床材、カーテンなど、普段よく触れるものに関しては、実物を事前に触って肌触りを確認することも大切です。

住宅設備メーカーに行く時も予約する必要がありますが、住宅会社の担当営業さんにお願いすると、その場でアポイントを取ってくれますよ。

【2】実際の場所で確認すること

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仕様打合せをする時はたいてい室内です。

室内での打合せで、室外に使う外壁材やタイルなども決めようとはしていませんか?

太陽光と照明光では、色やデザインも見え方が多少変わってきます。

ですので、屋外で使用する外壁材やタイルなどは、打合せの時に実際に外に出てから選択するようにしてください。

できれば、晴れている時の方が違いが分かりやすいので、晴天時の打合せをオススメします。

【3】組み合わせて確かめること

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「壁紙はこれが好き」「床材はそれが好き」など、仕様の中から好きなものを選んでもらうことは問題ありません。

しかし、実際に家が建つと、1つの部屋に壁紙や床材、建具、カーテンなど、複数の仕様が存在する空間となります。

例えば、壁紙は青、床材は黒、建具は赤、カーテンは緑、などただ好きなだけの仕様を組み合わせてしまうと、落ち着いて生活できる空間とはいえないでしょう。

ですので、仕様は好きなものを単体で決めるのではなく、それぞれの組み合わせでベストなものを選択するようにしましょう。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

今回は、イメージと違うデザインや色を選択しないための3つの確認方法をご紹介してきました。

【1】実物を見て触れて確かめること
【2】実際の場所で確認すること
【3】組み合わせて確かめること

仕様打合せは楽しいですが、とても大変な時間です。

この打合せを乗り切ることで、新築戸建てが完成した後、その家で数十年間を快適に生活できるかどうかが決まります。

ですので、これからの数十年間の快適な生活のために、数時間の仕様打合せは妥協せずに乗り切りましょう。

家づくりサポーター 松浦征久

松浦

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松浦 征久

熊本県天草市生まれ。長崎大学経済学部卒。通称「まっつぁん」。日頃は録画したTVを観ながら、SNSチェックやゲーム、読書、家事などをこなす暇が嫌いな多忙不器用人間。TVはドラマやアニメ、バラエティ、経済番組など週に30 チャンネルほど録画しているので残りの録画容量が心配でハラハラする日々。基本ツッコミ役だが、たまにボケると安定して“スベリ芸”を発動。低確率で必殺技“カミカミ芸”や“言いまつがい”が発動し大逆転することも。