こんにちは!
家づくりサポーターの長田です。
皆さんは、畳のある間取りに興味はありますか?
畳には、リラックス効果・クッション性・調湿機能などがあり、最近では若い方でも「家づくりをする時にはどこか一ヶ所は畳を使いたい!」という方が増えているんです。
しかし畳の性質上、定期的な手入れを怠ってしまうとカビやダニが発生しやすく、場合によってはシックハウス症候群などの健康被害を及ぼすこともあります。
そこで今回は、畳の正しいお手入れ方法とやってはいけない3つの事について紹介します。
掃除方法
畳の目には細かいゴミや埃、フケといった汚れが溜まりやすくなり、それらをエサとするダニの発生を引き起こしてしまいます。
そうならないためには、定期的に掃除機と雑巾で掃除することが効果的です。
まず、畳の目に沿ってゆっくりと掃除機をかけましょう。
この時、畳の目とは違う方向に掃除機がけをすると、畳の表面が傷んでささくれたり、ボロボロになって布団や服に細かくなった畳のクズが付きやすくなります。
畳の品質を保ちながら長く使うためにも、畳の目に沿って掃除機がけをすることを心掛けてください。
そして掃除機が終わったら、強く絞った雑巾で畳の表面を拭きましょう。
水分が多く含まれている状態で畳を拭いてしまうと、畳が水分を吸収してカビが生えやすくなってしまうので注意してください。
除湿方法
畳には調湿機能があり、室内の湿気を吸収して快適な空間にする効果があります。
ただ、その湿気を吸ったまま長期間溜めこんでしまうと、カビが生じやすい状態にもなってしまいます。
ですので天気のいい日には窓を開けて室内を換気し、畳の湿気を飛ばしましょう。
天日干しをするという方法もありますが、畳は長期間日光に当たり続けると焼けて色が変わってしまいますので、できるだけ風通しをよくして湿気を飛ばしましょう。
また、雨の日が続く梅雨のシーズンはどうしても室内に湿気が溜まりやすくなりますので、除湿機やクーラーを使って湿気対策をすることをオススメします。
“畳の上に新聞紙を敷く”という方法も除湿効果がありますので、是非試してみてください!
いかがでしたか
畳の取り入れ方としては、一室丸ごと畳を敷いて「和室」にしたり、リビングと併設した場所に畳を敷く「タタミコーナー」など、いくつかのパターンがあります。
間取りの中に加える時には、掃除機がかけやすい場所にコンセントを設置したり、空気が循環しやすい通気計画を行うことが重要になりますので、家づくりを依頼する住宅会社に相談してみてください。
家づくりサポーター 長田