こんにちは、長野です。
今住んでいる家のトイレはどこにありますか?おそらく玄関の近くか、お風呂の近くか、寝室の近くにあるかと思います。では、トイレはどこに配置するのが一番良いのでしょうか。今日は、トイレを配置するときに注意するポイントをご紹介します。
ポイント①LDKとの距離
トイレで一番気になるのが、音とにおいですよね。リビングでゆっくりしているときやダイニングで食事をしているときに、トイレの水の音が聞こえたりするのは気になります。
一般的には、廊下を通ってトイレに行くような動線をつくることが多いです。しかし、どうしても面積の小さい家ではトイレとLDKが近い間取りになってしまう場合もあります。そういう場合は、トイレとLDKとの間に収納スペースをつくったり、間の壁に遮音材などを入れて対策する方法もあります。
ポイント②トイレまでの動線
家族の生活スタイルに合わせて、寝室に近い位置が良いのか、お風呂に近いほうがいいのかなど検討しましょう。例えば、ご年配の家族がいる場合だと寝室からトイレが遠いと大変かもしれません。もしくは、動線を考えて、お風呂とトイレを近いところに配置したほうがいい場合もあります。
毎日の生活を振り返ってみて、どこにトイレを配置したら使いやすいかを考えてみましょう。
ポイント③プライバシーの確保
トイレを使うのは、家族だけとは限りません。来客された方も使う場所です。家の奥にトイレを配置した場合、間取りによってはキッチンや洗面所などを通ってトイレに行くことになってしまうかもしれません。そうなると、プライバシーの問題が出てきます。
反対に、玄関付近にトイレを設置した場合は来客された方は使いやすくなります。しかし、寝室からトイレまでの距離が遠くなったり、トイレに入っているときに来客があるとなかなか出にくいです。
優先順位をつけましょう
今日は、トイレを配置するときの注意点をご紹介しました。一番大事なのは、家族で話しあって、どこにトイレを配置するのかを決定することです。
「老後のことを考えて、寝室から近い場所にトイレがあればいいな」
「来客が多いから、玄関に近いほうが使い勝手がよさそう」
「動線は使っていくうちに慣れて気にならなくなるから、あまり関係ないかな」
など、毎日の生活をもう一度振り返ってみてどこにあったほうが家族や来客された人が使いやすいかを考えてみることをおすすめします。
家づくりサポーター 長野