こんにちは、長野です。
木造住宅の寿命ってご存知ですか?一般的には30年だと言われています。でも実はこれ、取り壊された木造住宅の平均築年数なんです。つまり、「木造住宅には30年しか住めない」というわけではないんです。
住み慣れた家には長く住み続けたいもの。今日は、マイホームに長く住み続けるためにチェックすべきポイントを3つご紹介します。
ポイントその①間取りの可変性
月日が流れるにつれて、ライフスタイルや家族構成も変わっていきます。そうなると、必要な部屋の数や使い方も変化しますよね。
例えば、子どもが小さいうちは2人で1部屋でも問題ありませんが、大きくなるとそれぞれの部屋が必要になります。そんなとき、間仕切りを取り付けられるような間取りにしておくと対応できます。間取りや設備を必要に応じて変えられるようにしておくことがポイントです。
ここで注意点がひとつ。建物を支えている壁は撤去できない、水まわりは排水管の勾配が取れないと移動できないなど間取りを変更するには制約があります。将来したい暮らしをイメージしてそれを実現できるよう事前にしっかり確認をしておきましょう。
ポイントその②メンテナンスのしやすさ
築年数が経過するにつれて、どうしても部材の性能は低下してしまいます。最近だとそういった点をカバーするために、長期間メンテナンスが必要のない外壁材や屋根材など優れた機能を持った商品がたくさんあります。例えば、雨水で汚れを洗い流す外壁材なんかがそうです。
しかし、性能を長く維持するためには日頃の手入れや補修が大切です。メンテナンスのしやすいものを選ぶようにしましょう。
ポイントその③老後を考えた設計
家のなかって段差や階段など、意外と障害が多いです。長く住むのであれば、将来高齢になったときのことを考えた設計をする必要があります。
例えば、手すりを取り付けることを見越して廊下やトイレの空間を広く取る、部屋の中の段差をなるべくなくす、寝室の近くにトイレを作るなどして、安全に住むことのできるように今のうちから備えておきましょう。
いかがでしたか?
一生に一度の家づくり。せっかく手に入れたマイホームには、長く住みたいですよね。
快適さや便利さも大事ですが、居心地の良さを維持しつつ長く住み続けるために上記の3つのポイントに注目してみてください。その際は、住宅会社の担当の人にしっかり確認してみましょう。
家づくりサポーター 長野