こんにちは!家づくりサポーターの長田です。
突然ですが、上の写真の矢印の部分はタイトルで挙げた3種類のうちのどれにあてはまるでしょう?
『セメントかコンクリートだと思うけど…』
『あとモルタルってなに…?』
そんなかんじではないでしょうか。
家づくりの説明してもらう時や建築中の現場に行った時などに、これらの言葉が出てくるかもしれませんので、今回はそれぞれの違いについてスッキリ整理してみましょう!
(※単純に私自身が気になったから調べてみた…という事はヒミツ。)
■セメントとは?
セメントとは粘土や石灰石、石こうなどを焼いて粉末状にしたもののことで、水に練って接着剤として使われています。
乾いた後に非常に固くなる性質があるため、土木や建築現場で広く使われます。
そしてこのセメントを材料にして作られているのが「コンクリート」と「モルタル」です。
次はその2つの違いを説明します。
■コンクリートとは?
コンクリートとは、砂利や砂、水などをセメントで固めたもののこと。
砂利を一緒に固めることによって強度が増すため、トンネルやダムなど耐久性が求められるところで広く使われています。
家づくりをする上では、建物の基礎や駐車スペース、ブロック塀を建てるための基礎といった、強い圧力がかかる部分に使われています。
…ということで、ブログの最初で出した問題の答えは「コンクリート」でした!
では、モルタルってどんなものなのでしょうか。
■モルタルとは?
モルタルとは、石灰や砂、水などをセメントで固めたもののこと。
コンクリートとの違いとしては、簡単にいえば「砂利」を混ぜているかどうかという事。
モルタルには砂利が含まれていないため、コンクリートほどの強度は出すことはできません。
家づくりでは、レンガやブロックを積み上げるときの接着に使われたり、家の外壁材として使われることが多いです。
■まとめ
☑セメントは、コンクリートやモルタルを作るために使われる接着剤。
☑コンクリート=砂利あり。基礎に使われる
☑モルタル=砂利なし。仕上げに使われる。
☑強度は「コンクリート>モルタル」
家づくりサポーター 長田圭史