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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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書斎は必要?書斎のある生活のメリット・デメリット

書斎 メリット デメリットこんにちは!
家づくりサポーターの長田です。

男性側の間取りの希望として多い「書斎」。
今回はこの書斎についての話をしようと思います。

…が、実は私も男とはいえ、あまり書斎が欲しいとは思っておりません(笑)

そこで、先日私の祖父に話を聞きに行ってきました!

祖父は家づくりをするときに書斎を熱望し、今でもレコードを聴いたり電車のジオラマを並べたりして書斎ライフを満喫しています。

そんな祖父に実際に書斎のある生活の話を聞いて「なるほど!」と思った、書斎のメリットとデメリットを紹介します!

書斎のメリット

書斎 メリット リラックス☑1人の時間を楽しめる
☑自分の趣味を反映させられる
☑クールダウンできる

一番のメリットとしては、やっぱり「自分一人だけのプライベートな時間を楽しめる」ということ。

旦那さんは静かなところで本を読んだりネットサーフィンがしたい、奥さんは音楽を聴いたりテレビを見てのんびりしたいなど、夫婦間でリラックスの方法が違うことがあります。

その両者が同じ空間にいるよりも、それぞれの空間を設けた方が互いに気を使わずに自分の時間を楽しむことができます。

そして家づくりをする上でよくあるのが、デザインは奥様が主導になりがちということ。

ですので、書斎だけは自分の趣味を全体的に反映させたい!という希望が多いようです。

私の祖父もその一人で、家の中はいたって普通なのに書斎だけはジャズバーのような雰囲気漂う空間になっています(笑)

また、書斎があることによって、夫婦で喧嘩をしたときに頭を冷やすための場所としても使うことができます。

「好きな時に一緒に、好きな時に別々にいられる環境だったからこそ夫婦長続きした」と祖父は語ります。

一方、このようなメリットもあれば書斎があることでのデメリットもあるようです。

書斎のデメリット

書斎 デメリット コミュニケーション☑家が大きくなり、お金がかかる
☑閉じこもりがちになる

まずはやっぱり建築費用。

書斎を作ることでその分家が大きくなり、建築費用が上がります。また家全体の大きさは変えずに書斎スペースを追加しようとすると、それだけ他の部屋や収納のスペースを狭めることになってしまいます。

書斎を作るときには、追加でいくらかかってくるのか、そして不便な間取りにならないかを確認しておく必要があります。

そして書斎を作って居心地が良い空間になると、なかなか出てこなくなり閉じこもりがちになってしまう、と、私と祖父の話を聞いていた祖母がすかさず話します。

ちょっとした家事の手伝いを頼もうとしても書斎にこもっていたり、夕食が終わったらすぐに書斎に入ってしまったりするとコミュニケーションが取りにくくなることがあるようです。

書斎を作ってもコミュニケーションが取れるような仕組みは作っておく必要があるようですね。

また、そのほかの書斎を作って生活してみた家族の意見としては、「実際使わなくなった」というものもあります。

「ぼんやりとしたイメージで書斎が欲しいと言ってはみたものの、結局いつもリビングでしか過ごさないから、今は書斎を大きな収納として使っている」という方もいらっしゃるようです。

まとめ

明確 目的以上のことから、書斎を作るか検討する上でまず大事なのは「目的を明確にする」ということです。

「1人で静かな時間が欲しいから書斎を作りたい!」と考えていても、例えばお子さんがいる家庭での自由時間は子供が眠っている夜か朝くらい。その時に1人で過ごせるスペースがあれば、書斎を作る必要はないかもしれません。

書斎を作ることで叶えられる夫婦それぞれのメリットと、建築費用や間取りのことを事前に話し合って、書斎を作るかどうかを検討してみましょう。

そしてもし書斎を作ることになったら、
「書斎にカギは付けない」
「子供と遊ぶ時間や家事を手伝う時間は作る」
など、家族のコミュニケーションが取れる仕組みや約束事は決めておきましょう!

家づくりサポーター 長田圭史

https://iesta.info/blog/firstbuilding/723/

長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。