「住宅ローンに毎月10万円はちょっときつい…。月々の返済額を減らす方法はない?」
こんにちは。丸本です。
住宅ローンの月々の返済額を減らしたい場合、どんな方法があるかご存知でしょうか?
月々返済額を減らすためには、主に3つの方法があります。その3つの方法とは、「頭金を入れる」、「ボーナス返済を取り入れる」、「金利の安い住宅ローンを借りる」です。
しかし、どの方法を取り入れるにしても、それぞれ注意すべき点があります。そこで本日は住宅ローンの月々返済額を減らす3つの方法と、それぞれの注意点を解説します。
住宅ローンの月々返済額を減らす3つの方法
①頭金を入れる
月々の返済額を減らすためには、住宅ローンの借入額を減らす必要があります。そのためには、頭金を入れるのが最適な方法です。
上の表を見てもらうと分かるとおり、頭金の有り、無しで月々の返済額が約0.3万円違っています。
頭金はすでにある貯蓄の中から出す、またはご両親から支援してもらうなどの方法があります。貯蓄から出す場合、万が一のことも考えて、生活費3~6ヶ月分の貯蓄は残しておいたほうがよいでしょう。
また、現在賃貸に住んでいてこれから頭金を貯める場合、その頭金を貯めている間に「家賃」という経費が掛かっています。そのため、頭金無しで家を建てたほうが良い場合もあるので注意しましょう。
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②ボーナス返済を取り入れる
ボーナス返済を取り入れることで、月々の返済額を減らすことができます。
上の表を見てもらえば分かるとおり、ボーナス返済の有り、無しで月々の返済額は約1.7万円も差が出ています。
しかし、ボーナス返済には注意点があります。それは、あまり大きな金額を設定しないことです。そもそもボーナスは月々もらう給料に比べて変動性が大きいものです。景気が悪くなると下がりやすくなります。
そのため、まとまったお金が入ってくるからといってボーナス返済に大きな金額を設定していると、ボーナスの支給額が減った時に大変な思いをするかもしれません。
ボーナス返済を取り入れるとしても、想定される支給額の1/3程度に抑えておいたほうが無難です。
③金利が低い住宅ローンを探す
少しでも金利の安い住宅ローンを選ぶことは、返済額を減らす上で大切なことです。金利が0.1%違うだけでも、総返済額は数十万円単位で変わってきます。
また、金融機関と交渉することで条件次第では金利を下げてもらえることもあります。
しかし、一般の方が住宅ローンについて自分で調べて交渉して…というのは難しいかもしれません。そんな時は、住宅会社の担当に金融機関との交渉を依頼するとよいでしょう。
住宅会社の担当も、お客様により有利な条件で住宅ローンを借りてもらったほうがよいので、積極的に動いてくれます。(一部、「住宅ローンはご自分で」という会社もあります。)
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注意!月々の返済額を減らすためには、3つの方法をバランスよく取り入れる!
ここまで住宅ローンの月々返済額を減らすために3つの方法をご紹介しましたが、一つ注意点があります。
それは、どれか1つの方法に負荷を掛けすぎないことです。例えば、頭金をできるだけ多く入れて住宅ローンの借入額を減らそうとした場合、貯蓄が削られすぎて万が一の際に対応できないかもしれません。
ボーナス返済も、返済額が大きすぎるともし支給額が減った場合に家計に無理が出てきてしまいます。また、「より金利が安い住宅ローンを…」と際限なく調べ続けてしまうと、家を建てるまでに時間が掛かり、その間に掛かる家賃が無駄になります。
そのため、月々の返済額を減らすためには紹介した3つの方法をバランスよく取り入れてください。
「頭金は100万円まで、ボーナス返済は20万円まで、金利は1%未満ならOK」といったようにそれぞれに少しずつ負荷を掛けることで、どこかで無理が出ないようにすることが大切です。
いかがでしたか?
住宅ローンの月々返済額を減らす3つの方法を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
最後にポイントをまとめておきます。
○住宅ローンの月々返済額を減らす方法は、「①頭金を入れる」、「②ボーナス返済を取り入れる」、「③金利の安い住宅ローンを探す」
○1つの方法だけを取り入れるのではなく、3つの方法をバランスよく使う。
○3つの方法をバランスよく取り入れることで、無理しない&損しない住宅ローン返済ができる
実際にはこの3つの方法以外にも月々の返済額を減らす方法がありますが、まずは基本として抑えておきましょう。