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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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知り合いから紹介された住宅会社で契約するメリットとデメリット

紹介
住宅会社を探し始めた人がまず経験する壁、
『住宅会社って多すぎてどこが良いのか分からない!』

CMでは住宅会社をいくつか見ることがあっても、いざ調べてみるとその多さに圧倒されてしまう人が多いようです。

そんな時に、家を建てた知り合いから「○○って住宅会社で家を建てたよ!」「家を建てるなら△△さんが信頼できるよ!」という紹介をされたら、あなたならどうしますか?

もちろん、家を建てた張本人が紹介してくれるので信ぴょう性は十分にあります。しかし同時に、注意すべきポイントもいくつかあるんです。

今回は、紹介された住宅会社に行くことのメリットとデメリットについて紹介します。

知人紹介の3つのメリット

①住宅会社を調べる手間が省ける

時間短縮 

冒頭でも書いているように、住宅会社を選び始めた人達は、まずはその多さに圧倒されてしまいます。

頑張って調べてみても会社同士の違いがよく分からなかったり、いろんな住宅会社の展示場や見学会に行っていると時間ばかりが経って住宅ローンの返済期間が短くなってしまったり…。

とにかく1社を選ぶためにかなりの手間がかかるんです。

そんな時に、知り合いから住宅会社を紹介してもらうことができれば、「じゃあとりあえずその会社で詳しく話を聞いてみよう!」と、多くの住宅会社の中から一気に絞り込みをかけることができます。

②信用できる営業マンを紹介してもらえる

信頼 営業マン
そもそも“紹介”というものは、『もし紹介したのに満足してもらえなかったらどうしよう…』という心理が働くので、その金額が高くなればなるほど紹介はしにくくなります。

しかし、そのリスクを背負ってまで住宅会社を紹介してくれるという人がいれば、本当にその住宅会社に満足しているという証拠になります。

そして、住宅会社を紹介する時はたいていその自分が担当してもらった営業マンもセットで紹介されることがほとんどです。

ですので、家づくりに満足している人からその担当者をオススメしてもらえるということはかなり期待が持てますし、営業マンからも、お施主様からの紹介ということで手厚くもてなされるでしょう。

③打合せの流れを知ることができる

スケジュール
家づくりを何回もする人はあまりいません。ですので家づくりをするほぼ全員が、初めての体験の連続となります。

「いつまでに何を決めなくてはいけないのか」「何を準備しないといけないのか」「どの打合せが一番時間がかかるのか」…

しかし知り合いが体験した家づくりの話を聞くことによって、そういった家づくりの一連の流れを前もって知ることができます。

 

そして住宅会社からの提案方法や打合せの進め方などを聞いておくことで、より具体的な家づくりのイメージを作ることができます。

 

このように、紹介された住宅会社には様々なメリットがあります。

ただ、それだけではなくデメリットもありますので注意してください。

知人紹介のデメリット

①その会社があなたにとってピッタリとは限らない

違う
どんな家を作りたいのか、どこを重視したいのかという要望は、人それぞれ違います。

ですので知り合いの方が家づくりに満足しているからと言って、それが必ずしもあなたにも当てはまるかどうかは分かりません。

住宅会社を紹介してもらった時には、まずはその人が家づくりで重視したポイントについて聞いてみると良いでしょう。

もし知り合いの方が重視したポイントが自分達と合っていたら、その住宅会社に行ってみても良いかもしれませんね。

②「人とは違う家を建てたい…」と思ってしまう

悩み
例えば服を買いに行った時、「この服いい!」と思っても、「…あ、そういえば似たようなのを友達も着てたな…」と気付いて買うのをやめた事ってありませんか?

これは、“せっかく買うなら人とは違うものを買いたい”という心理が働いているからなんです。

家づくりはほとんどの人にとって一生に一度。自分たちなりにこだわって、オリジナリティのある家を作りたい!と思う人は少なくはないはず。

そんな時に、知り合いの家を見たうえでその住宅会社を勧められたら、どうなるでしょうか。

住宅会社は気にいったとしても、そこで提案される物を見ていると、どうも知り合いの家に似ていて…

それを避けるように家づくりをしていると、本当に自分達が望んだ家とは違うものが出来上がってしまうかもしれません。

建物の形状や間取り、仕様の自由度の高い住宅会社であれば、同じ会社で建てても違ったテイストの家が建てられるでしょう。

ある程度似たような家しか建てられないような会社であれば、オリジナリティを重視する人には向いていません。

③『契約しなきゃいけないのかな…』という空気になる

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知り合いからの紹介ということで、住宅会社に行ったその日から、担当営業マンには手厚くもてなされることになります。

もちろん悪いことではありませんが、もしある程度説明してもらった後で「…なんか作りたい家と違う…」と思ってしまったらどうしますか?

「でもせっかく紹介してくれたし、いろいろ良くしてくれるし…」そう思ってなかなか断りにくくなるのではないでしょうか。

住宅会社が自分達の家づくりのイメージとは違った場合はすぐに断りましょう。それが苦手な方は、とりあえず紹介の話は伏せた状態でコッソリ展示場などに足を運んでみると良いでしょう。

もしも私(長田)だったら

秘密
もし私が知り合いからオススメの住宅会社を教えてもらったら、「ありがとう。参考にするよ!」と言って、住宅会社にも知り合いにも言わずにそのモデルハウスを見に行きます。

そうした方が、そこで働くありのままの営業さんや社員さんを見ることができるからです。

そしてその住宅会社だけでなく、他にもいくつか住宅会社を見てみます。その中で薦めてもらったもらった会社がいいな~と少しでも感じたら、改めてモデルハウスに行って「実は○○さんからの紹介で来ました」と言います。

そうすれば、知り合いを担当してくれた営業マンに担当になってもらえる確率が上がるからです。

 

いかがでしたか?

紹介してくれる方は、これから家づくりを始めるあなたのためを思って善意で住宅会社を紹介してくれています。

ただ、最終的に住宅会社を決めるのはあなた自身ですので、知り合いの方や住宅会社の営業マンからいろんな話を聞きながら、自分に合った会社を選んでみてください!

家づくりサポーター 長田圭史

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長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。