家づくりサポーターの長田です。
住宅業界で働く私が言うのもなんですが、住宅会社ってホントに多いですよね…
皆さんはどのようにして住宅会社選びをしていますか?
少しでも気になった会社があったらとりあえず資料請求をしてみたり、展示場に行って端から端までモデルハウスを見学してみたり…
その結果、「結局どこがよかったか分からなくなってきた…」なんてことになっていませんか?
実はこれも一つの「やりがち失敗」なんです。
今回は、住宅会社を選ぶうえで多くの人が「やりがち」な失敗と、その解決方法について紹介します。
とりあえずいろんな住宅会社から資料請求してみる
やりがちレベル:★★★☆☆
気になった住宅会社に手当たり次第に資料請求をしていると、結局全部よく見えてきたり、家づくりに対する自分の考えがぶれてきたりして、資料請求する前よりも考えがまとまらなくなることがあります。
資料請求するときは、まずは「家づくりをする上で一番重要視することは何なのか」という自分たちの軸を決めましょう。
例えば
☑コストを抑えたいのか
☑デザイン重視なのか
☑断熱や耐震などの性能重視なのか
☑注文住宅か規格型住宅か など。
そして、その軸に沿って住宅会社を調べ、資料請求するようにしましょう。
資料を請求するのであれば、オススメは最大で3~5社くらいです。
来場予約をせずに見学に行ってみる
やりがちレベル:★★★★☆
来場予約をせずに展示場や見学会に行くと、場合によってはお客さんが多くて全然話が聞けなかったり、駐車場が停められなかったりすることがあります。そうなると、せっかく家族で予定を合わせて行っても時間の無駄になってしまいますよね。
もし「見学会や展示場に行ってみよう!」と思ったら、しっかりとした収穫を得るために、事前に来場予約をしてから行きましょう。
また予約をする際に、どんな情報が知りたいのか・どんな家づくりがしたいのかを伝えておけば、事前に情報を集めて当日提案してくれます。
ちなみに見学に行く住宅会社は3社くらいがいいでしょう。たくさん話を聞ける分、何カ所も行くとどこが良かったかが分からなくなりますので…
「いえ、建てるのはまだ先で…」と言ってとりあえず距離をとる
やりがちレベル:★★★★★
展示場や見学会に行った時に、営業に対してこのように言う方がいらっしゃいます。
もちろん、本当に理由があってそう言っているのかもしれません。しかし、多くの方が「しつこく営業されそうだし…」という考えで、営業と距離をとるためにこう言っているようです。
ただ、営業一人が1年間で担当できるお客様の数にも限界があります。お客様が多くなりすぎると打合せの時間がなかなか合わせられなくなってしまいます。
すなはち営業は仕事の効率化のため、お客様の接客に「優先順位」をけなければ手が回らなくなってしまうんです。
ですので、自分からその優先順位を下げるような発言をしてしまうと、家を建てるのがどんどん先送りになってしまうかもしれません。
先送りになれば、その分月々の家賃も手元から離れていきます。
自分の現状や悩みや希望を伝えて、今後どのような行動をするべきかを住宅業界のプロ目線でアドバイスしてもらいましょう。
しつこい営業をされたくない時は場合は、「訪問営業はしないでください」とはっきり伝えておけばいいのです。
いかがでしたでしょうか。
住宅会社のを選ぶ上では、今回紹介した3点に注意しておきましょう。
家づくりサポーター 長田圭史