こんにちは。丸本です。
今日は家づくりの資金計画をする前に、やっておくべきことをお話します。資金計画をする前にやっておくべきこと、それは「家づくりにどこまでこだわるかを決めておくこと」です。
家づくりやマイホームと聞くと「こだわって“理想の家”を建てるのが当然」みたいな風潮が強いですが、本当にその“こだわり”は必要でしょうか?
私自身、「こだわりたい人はこだわったらいいし、こだわりのない人は建売住宅でも買えばいいんじゃない?」と思っています。
家づくりはこだわった分だけ予算も上がる
例えば、私は普段腕時計をしません。私が腕時計をしない理由はたった一つ。「邪魔」だからです。例えば仕事の時はPCを使うんですが、キーボードを打つときに邪魔、プライベートのときも娘(ちーちゃん)を抱っこしたりするとき邪魔になります。
「ビジネスマンたるもの腕時計は必ずすべき」と言われてたりしますが、邪魔なモノは邪魔。笑
私にとっては邪魔にしか感じない「腕時計」。当然のことがら「高いもの」が欲しいとも思いません。(とはいってもTPOに応じて「腕時計ぐらいしといたほうがいいかな」ってときもあるので、いつもバッグの中に入れています。)
確か前に腕時計を買ったときに選んだ理由も「安っぽくなく、デザインが尖ってないモノ」くらいでした(これで選ぶと大体の時計が該当します。笑)。
一方で時計にこだわる人ってものすごいこだわりますよね?「仕事用はコレ、プライベート用はコレ」みたいな感じで。
男性向けファッション誌の特集では「社内打ち合わせの時はカジュアルに」とか「大事な商談の時は信頼感を与えるこのデザインで」とかシーン別で紹介されてました。私にはとても追いつけそうにありません。笑
こんな風に「自分にとってこだわりがないこと」にお金をかける必要ってないと思いませんか?しかし、家づくりというとなぜか「こだわって当然」と思ってしまいがち。例えば注文住宅を建てるとすれば、基本的にこだわった分だけ予算が上がります。
「家にはあまりお金を掛けない」というこだわりも全然アリ!
車だって時計だってそうですが、安いモノから高いモノまであるにせよ、基本的な機能は同じなんです。車は移動手段、時計は時間を確認することですよね。
家の基本機能は、家族が「快適に過ごせること」です。結局は、この快適さをどこまで求めるかによって必要な予算が決まります。その中で、「間取りも設備も一般的なので十分」ということであれば、建売住宅で十分だと思います。
ある意味で、家にこだわらない分、予算にこだわるということです。建売住宅なら2000万円台前半、場所によっては1000万円台で買える物件もありますからね。注文住宅を建てて3000万円以上の費用を掛けるのに比べて、子供の教育費、旅行や趣味など、他のコトにお金を掛ける余裕が出てきます。
「家づくりにどこまでこわだるか」、これを資金計画の前に決めておくと、家づくりで無駄になるお金が減らすことができます。ぜひ試してみてくださいね。