こんにちは。丸本です。
家づくりというと、どうしても外観や間取り、デザインなど分かりやすい部分に目がいきがち。
逆に、ライフプランや資金計画などの数字が並ぶ面倒で分かりづらいことは後回しにしがちです。しかし、ライフプランや資金計画のような面倒なことほど先にやっておくべきなんです。
そこで今日はライフプランや資金計画をさきにやっておくべきメリットについてお話します。
…とその前に、昨年の12月22日、いきなり妻から「今年ふるさと納税しない?」と言われました。ふるさと納税といえば「あぁなんか得するやつね。」くらいの認識。「でも役所が絡むのって面倒なのが多いし正直やりたくない…」と心の中で思いつつも、妻の態度から「NO」と言える雰囲気ではなさそうだな…と察しました。
仕方なくとりあえずスマホで「ふるさと納税」と検索。無数に出てくる各自治体の特産品。「ワザとそう見せてない?」と思えるほどメンドくさそうな手順説明。楽天市場ばりに見づらいサイト。「寄附上限予定金額?ワンストップ特例?確定申告?やっぱ面倒な手続きがいっぱいありそう…」と一気にやる気を失う。
と思いつつも、どうやら年内に一通りの手続きを終えておかないと余計面倒なことになる模様。「特産品は選んで。あと全部俺やる。」と妻とやることを分けて行動を開始。
…結果、実際にやってみたらほぼ2日で終了。費やした時間はおそらく2時間程度。想像してたのよりも10分の1くらいの手間でした。
そのおかげでどこかのブランド牛のステーキ肉、すきやき肉、北海道産のカニ等々約○○万円分(これ言うとほぼ年収バレちゃうので。笑)の特産品をゲット。
費やした時間に比べたらかなり大きな対価だと思いませんか?
面倒な資金計画も事前にやっておくと無駄を減らせる
こんな風に一見面倒だと思うことを実際にやってみると、意外と簡単だったりします。しかも、その対価はとても大きかったりするんです。家づくりで言うなら、ライフプランや資金計画。より具体的に言えば、「自分が無理なく返せる住宅ローンの金額を知っておくこと」です。
もしあなたがすでに家づくりを開始(モデルハウスを回ったり、土地を色々見にいったり)しているのであれば、「自分が無理なく返せる住宅ローンの金額」をご存知ですか?これを知らないと、せっかく進めていた家づくりをスタートからやり直すことになるかもしれません。
例えば、なんとなく「3500万くらいかな」と思って家づくりを進めていたものの、「無理なく返せる金額で計算してもらったら3000万円だった…。」なんてことが起きる可能性が…。
適正な資金計画をしてないと、残念な気持ちで家づくりをすることになるかも…
言うまでもありませんが、500万円というのは大きな金額です。選べる住宅会社の範囲や、購入できる土地の範囲も大きく変わってきます。3500円を3000円にするのとではワケが違うわけです。
しかも、「良いものを見た後にグレードダウンする」のと「最初から予算に合ったグレードのものを選ぶ」のでは気持ちも全く異なります。前者だと残念な気持ちになると思いませんか?
例えばレクサスを見た後に普通のトヨタ車を見てしまったら、なんだか安っぽく見えてしまいますよね?ただ、レクサスを見たことなければおそらくそうは思わないはずです。(人ってそういう生き物なんです。時間があれば試してみてください。)
つまり、家づくりの初期段階でライフプランをやって「無理なく返せる金額」を知っておけば、無駄な労力を掛けることも、グレードダウンして残念な気持ちになることも防げるんです。
無理なく返せる住宅ローンの金額はどうやったら分かるか?
「無理なく返せる金額」を計算するには、まずは大きく分けて二つの方法があります。1つ目は自分で計算する、2つ目は住宅会社や銀行のローンプラザ、FP(ファイナンシャルプランナー)に計算してもらう方法です。
☑シュミレーションサイトを使って自分で計算する
自分で計算する場合は、「住宅ローン 計算」といったキーワードでGoogle検索すれば、住宅ローンの計算サイトがいくつか出てきます。5~6項目の数字を入れれば計算結果が出るので、シンプルで使いやすいはずです。
住宅ローンシュミレーションサイト(住宅保証機構株式会社)
https://www.hownes.com/loan/sim/
メリットは手軽に計算できること、デメリットはシンプルな計算なので、正確性が微妙…といったところです。
☑住宅会社や銀行のローンプラザ、FP(ファイナンシャルプランナー)に計算してもらう
2つ目は住宅会社や銀行のローンプラザ、FP(ファイナンシャルプランナー)に計算してもらう方法です。こちらは実際に出向いて「住宅ローンについて相談したい」と言えば計算してくれます。
メリットは自分でやるよりはより正確な金額が出やすいのと、優遇金利などのネットだけでは知り得ない情報を教えてもらえることです。逆にデメリットはというと、確実に営業されます。住宅会社なら家、銀行なら金融商品、FPなら保険。本来はそっちが目的ですから。笑
もしあなたが家づくりを進めているのに「無理なく返せる住宅ローンの金額」を知らないのなら、正確な金額を把握することをオススメします。面倒だと思うことを先にやっておけば、家づくりもより楽しくできると思いませんか?