こんにちは!松浦です。
家づくりをする上で重要な項目のひとつに挙げられる「住宅会社選び」。
木造や鉄骨など構造で選んだり、全国展開しているか地場に密着しているか、デザインのおしゃれさなど、選び方は人それぞれです。
中には、対応してくれた営業マンが良い人だったからその住宅会社に決めたという人もいます。
確かに自分の性格や好みと住宅会社・営業マンが合うかどうかはとても大事なポイントです。
しかし、それだけでは住宅会社を絞り切れない時も、、、
住宅会社選びは12万社分の1社!?
日本国内の住宅会社は約12万社(総務省調べ)あると言われています。
工務店や経営者1人で運営している会社もあれば、ハウスメーカーのような大企業など。また不動産業等と兼業しているところもあり、正確な数値は分からないそうです。
もしこれから日本国内で住宅を検討するのであれば、約12万社ある内の1社を選ばなければなりません。
・・・
大げさに言いましたが、実際は12万社の中から住宅会社選びをすることはありませんので安心してください。
それでも、近くの住宅展示場や地元の工務店など10~30社の中から会社選びをすることになります。
数十社の中から、1つの会社を選択するのは容易いことではありません。
これから何千万円も払って住宅購入を依頼する会社になるので失敗したくはありませんよね。
デザインや構造などで数社まで絞ったけど、最後の1社をなかなか決められない、、、
そんな時は住宅会社の“ある数値”に注目してみてください。
ある数値 =「創業年数」
僕がオススメする住宅会社選びの時に必ず押さえてほしい数値は「会社の創業年数」です。
創業年数は、“会社が設立されて今何年経ちましたか?”という数値。
創業年数はどの住宅会社にもありますし、ホームページや資料、営業マンからなど容易に知ることができます。
創業年数を知ることで、住宅会社選びにどのような関わりがあるのでしょうか?
創業年数が表すのは「会社の安心度」
家づくりは住宅を購入したらそれで終わりではありません。
住宅会社によって多少違いますが、家の構造やシロアリ・地盤についての保証が何年間かあります。
また、住宅ローンは最長35年間かかりますし、長年生活していくと、修理やリフォームが必要になってくる場合も。
住宅購入後もずっと住宅会社とのお付き合いが続くのです。
もし家を建てた数年後にその会社が倒産してしまったら、保証は無くなりますし、修理・リフォームが必要になると、自分たちでリフォーム業者さんを探していかなければなりません。
その時に創業年数が長ければ長いほど“安心感”があると思いませんか?
逆に創業年数がまだ数年の会社はこれから先の大丈夫かな?心配に感じてしまうかもしれません、、、
創業年数が長いと、困ったときはその会社に聞いてみよう、修理・リフォームの相談をしてみよう、のように住宅に関する相談ができ心の支えになるので安心感が得られるようになるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
住宅会社選びは、構造やデザインなどの建物自体の特徴や営業マンなどで選択することはもちろん大切です。
もし、最後の数社で悩んでいる時は、各住宅会社の「創業年数」を比べてみて、どの会社が一番安心感があるかで判断してみることもひとつの方法と思います。
建物が完成するまでの家づくりの楽しさや安心感ももちろんですが、住み始めてからの安心感もあると、より後悔のない家づくりに繋がるでしょう。
家づくりサポーター 松浦征久