イエスタ

家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断基準が身につけていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

メニュー

火災保険は本当に必要?火災保険の基礎知識や住まいに関わる保険の補償の対象をまとめてご紹介!

こんにちは!松浦です。

火災保険は新築一戸建てに限らず、賃貸契約の時にも出てくる話。

担当営業が「入っていた方がいいですよ」と半ば強制的に加入させられた方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、火災保険と住まいに関わる様々なことについてご紹介していきたいと思います。

そもそも火災保険とは?

PAK86_kakuteishinkokusuru20140312_TP_V
火災保険は、一戸建てやマンション、アパート、ビルなどの「建物」と、建物の中にある家具や日用生活品などの「家財」を補償してくれる保険です。

「建物」は建物に付いていて動かせないもので、例えば、建物基礎、車庫、浴槽、床暖房、便器、物置、門塀、畳、ふすま、エアコン、などが挙げられます。

「家財」は建物内にあり動かせるもので、例えば、家具、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、パソコン、テーブル、洋服、カーテン、などが挙げられます。

賃貸の場合は「家財のみ」の火災保険、戸建ての場合は「建物+家財」の火災保険など住まいの種類により保険の対象を変更することができます。

火災保険は必要なのか?

woman-687560_640
新築一戸建ての購入と同時に火災保険に加入する方がほとんどですが、実は必須の保険ではありません。

火災保険が必要かどうかは、事故が起きた時に補償できるだけの貯蓄があるかどうかで判断する必要があります。

出火、火災件数、人口及び世帯数の変化

上記の表より、日本全国のどこかで建物火災が1日に約58件(20,991件÷365日)起きていることが分かります。

1都道府県に注目すると、毎日1~2件(約58件÷47)の建物火災が各県のどこかで起きていると予想されます。

建物火災の起きる頻度は多いと思いますか?少ないと思いますか?

自分たちは火災を起こさないように気を付けていても、近隣で建物火災が発生し飛び火などで巻き込まれる場合も、、、

近隣の人からのもらい火による火災になった場合、「出火原因の所が補償してくれるのでは?」と思っていませんか?

「失火責任法」をご存知ですか?

pexels-photo-280076
「失火責任法」とは、損害賠償責任の中にある法律です。

損害賠償責任は「他人の物を壊したり、他人をケガさせた場合、その損害を賠償しなさい」という制度。

しかし、「失火責任法」があることで、「損害を与えた理由が火災の場合、被害者の損害を賠償しなくてもいい」となるのです。

その場合自分たちで損害を全額補償しなければなりません。

貯蓄に余裕がある方であれば火災保険は不要でしょう。

しかし、その貯蓄は家族の病気など他の非常事態時に必要になる可能性もありますので、できるだけ火災保険には入ることをオススメします。

火災保険も名前には“火災”とありますが、実は火災以外の災害時にも補償してくれます。

これから火災保険が適応されるケースと適応されないケースをご紹介していきます。

火災保険が適応される例

f5887d261742548ae2e7459ad6043d56_s
火災保険の適応は、火災以外にも多くの災害が対象になっています。

○火災
失火やもらい火などによる火災の損害を補償

○落雷
落雷により屋根に穴が開いたり、テレビや電話などが感電して壊れた場合の損害を補償

○破裂・爆発
ガス漏れなどによる、破裂や爆発した場合の損害を補償

○風災・ひょう災・雪災
台風、旋風、竜巻、ひょう、豪雪、雪崩などの災害による損害を補償

○水災
台風や豪雨により発生した洪水、高潮、土砂崩れ、落石などによる損害を補償

○建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
敷地外から自動車が飛び込んできたり、台風などでモノが飛んできてうけた損害を補償

○漏水などの水漏れ
給排水設備の異常により、給水管が破裂したり、その影響で室内が水浸しになった場合の損害を補償

○盗難被害
盗難によって盗まれたものや壊されたもの、汚されたものの損害を補償

○不測かつ突発的な事故
掃除中に誤って壁を破損したりして、そのモノの機能に支障がきたす場合に損害を補償

火災保険が適応されない例

見落とし 費用 家づくり
災害の種類や建物・家財の種類によって火災保険が適応されない例もあります。

○地震
地震、噴火、またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没、または流出による被害は補償対象外となります。
この場合、火災保険に付随する「地震保険」に別途加入する必要があります。

○同敷地内の別建物
1つの火災保険では、1つの建物とそれに付随する家財のみ補償対象となりますので、もう一つの建物も別途火災保険に加入する必要があります。

○業務に用いる家財
火災保険は個人と法人に分かれておりますので、別途法人用の火災保険に加入する必要があります。

○敷地内の自動車
自動車や125㏄以上の2輪に関しては自動車保険での補償対象となります。

○1個または1組が30万円を超える貴金属、宝石、美術品など
火災保険のオプション「高額な貴金属、美術品等の補償」を追加している場合のみ補償の対象となります。

○その他保険適応外のモノ
通貨や小切手、電子マネー、パソコン内のデータやプログラム、帳簿、証書、動物や植物などの生き物、他

まとめ

beach-erosion-1826086_640
いかがでしたでしょうか?

火災保険は契約必須の保険ではありませんが、万が一の時を考えると必要な保険と思います。

担当の営業さんがオススメだからという理由で単に契約するのではなく、火災保険がどんな内容かは一通り抑えてほしいと思います。

家づくりサポーター 松浦征久

松浦

 

ゼッタイやってはいけないバナー - コピー

家づくりサポーター 松浦征久

松浦 征久

1992年熊本県天草市生まれ。長崎大学経済学部総合経済学科卒。TV・紙媒体・SNSなど幅広いメディアから情報収集し、独自の視点から家づくりのアイデアを提供することに特化。通称「まっつぁん」。ツッコミ役が多く、たまにボケると安定して“スベリ芸”を発動してしまう。しかし、必殺の“カミカミ芸”と“言いまつがい”で大逆転することもある。情報の幅は広く浅くのため、たいていの話に付き合えるが盛り上がるほど浦島太郎状態に…。情報の穴を掘削しつつ幅の広さも拡大中です。