先日、自宅の掃除をしていた時に感じたこと。
我が家は風通しが良くない。。。
部屋には大きな窓がついていて、日当たりはものすごくいいのですが、対角に窓が無いので、風が通らない。
玄関を開ければ、ものすごく風通しは良いのですが、虫が入ってくるかもしれないから玄関開けっ放しにはなかなかできない。
そんな悩みを持っている日々です。
我が家は賃貸なので、いずれは引っ越すのでいいのですが、これが、戸建てだとこの悩みをずっと抱えたまま何十年も生活しないといけないので嫌ですよね。
そんな風にならないためにも、家を建てる前に間取りをチェックすることが重要です。
「私の家は設計士に任せているから大丈夫!」と思う方も多いかもしれませんが、設計士はあなたのたくさんの要望を聞き取って間取りを作っていくので、もしかすると生活しにくい間取りになっているかもしれません。
担当営業・設計士任せにするのではなく、自分でもあらかじめ間取りをチェックできるような力を身につけましょう。
そこで今回は、間取りで失敗しないための5つのポイントを紹介します。
ポイント1 明るさ
明るくて居心地の良い家にするためには、明るさを考慮することがとても大切です。
南側に大きな窓が取れれば言う事はありませんが、直射日光にこだわらなくても、窓の前に空間が空いてさえいれば間接光を取り込むことが出来ます。
また、周りに高い家がたくさんあって、北側の部屋には光が入りにくい場合などは天窓をつけることで、しっかりと光を取り込むことができます。
また、間取りとは別に、新居を建築しようとする土地が日中どれくらい日が当たるのかもチェックしておきましょう。
ポイント2 風通し
次にチェックしたいのが、この「風通し」
我が家での悩みですね。笑
最近は、機械によって24時間換気できる家というのが多くなってきて、窓を開けるという機会はどんどん少なくなってきつつあります。排気ガスやPM2.5などで外の空気がどんどん汚れていっているのが原因ですが。
しかし、やっぱり春や秋の時期は、心地よい自然の空気を取り入れたいと思いますよね。
そこで、風通しをよくするためには次のポイントをチェックしましょう。
対角に窓はあるのか
風通しの良い家を作るためには、『風が入ってくる窓』、『風が抜ける窓』という2つの窓が必要ですが、2つの窓が近い位置にあっては空気のよどみが出来てしまいます。
今の間取りに、東西・南北それぞれ対角線上の抜けがあるかを一度確認してみてください。同じフロア内で窓を取ることが難しいのであれば、2階のホールや天窓も考慮して見ると良いと思います。
ポイント3 家事動線
家事動線はママにとってとても重要となります。
日々の生活でよく利用する、キッチン・洗面所・浴室への動線を実際に生活したときのことイメージしてみましょう。
家事導線については前回のブログでも紹介していますので、詳しくはこちらをチェックしてみてください!
https://iesta.info/blog/goodhouse/5164/
ポイント4 収納スペース
今までの暮らしから戸建てに変えたいと思うようになったきっかけはこの「収納」のがきっかけになっている方も多いです。
収納スペースでチェックすべきなのは以下の2点です。
・収納スペースが床面積の10%以上あるのか
・各部屋に収納スペースはついているのか
この2点をチェックしてみましょう。
床面積の10%以上については、あくまでも目安なので家族構成や趣味などによって異なるのですが、一般的には10%以上と言われています。
ポイント5 プライバシー
家族が快適に過ごす上で、プライバシーへの考慮はとても大切です。
プライバシーの主な要因としては『視線』と『音』の2つが挙げられます。
「視線」に関して例を挙げると、「前面の道路からリビングの散らかった様子は見えないか」
また、「音」に関しての例を挙げると、「寝室の上には、足音が響く部屋がないか」などがあります。
プライバシーには様々な形があります。実際にその場所に住んだことを想像して、不便がないかをチェックしてみましょう!
以上の5点が、間取りで失敗しないためにチェックしておきたい5つのポイントになります。
漠然と間取りを眺めるのではなく、「チェックする」という気持ちで見ることで、それまで見落としていた様々なポイントが見つかるはずです。
設計士の方につくってもらった間取りを1度自分の目でチェックすると、安心して家づくりをスタートできることでしょう。