私は、今日で入社してちょうど2年になります。
住宅のことは全く分からずに入社して、やっと、少しだけですが住宅のことが分かるようになりました。
そんな私ですが、つい先日まで分からなかったことがあります。
それは、「エコキュート」と「エネファーム」について・・・
どっちもお湯を沸かす機械だろうなーってことくらいは知っていたのですが、「エコキュート」と「エネファーム」はどんな違いがあるのかはさっぱりでした。。。
ということで、今回は私が先日学んだ、
「エコキュート」と「エネファーム」の違いについてご紹介します。
エコキュートとは
引用:コロナHP エコキュートの特徴・仕組み
「エコキュート」大きな特徴は電力を使用すること。
エコキュートは、「ヒートポンプ」を利用した高効率給湯器です。
ヒートポンプとは、電力を使って大気の熱をくみ上げることによって給湯します。
では、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
エコキュートのメリット
・エネファームより安い
エコキュートは、エネファームに比べ、金額が安いため導入がしやすいです。
・月々の電気料金を抑えることができる
エコキュートは、電気代が安い深夜帯に、電力を使ってヒートポンプでお湯を沸かすため、一般的な電気温水器よりも月々の電気料金を抑えることができます。
プロパンガスしか使えない地域は特に、エコキュートで給湯すると光熱費を削減できる傾向があります。
エコキュートのデメリット
・湯切れしてしまう場合がある
エコキュートは、一度に大量のお湯を使用すると湯切れしてしまう場合があります。基本的に、家庭内のお湯の使用量を学習して自動で沸き増しを行うので、湯切れすることはほとんどありませんが、両親が泊りに来てお湯を使用する回数がいつもより多くなってしまった場合にお湯切れになる場合があります。
・停電の際にお湯が出なくなる
エコキュートを導入する場合はほとんどのお家がオール電化住宅になると思います。そのため、もし停電になった場合は、エコキュートも動きませんのでその場合はお湯がでません。
これらが、エコキュートの特徴です。
大きな特徴は「電気」を使用するということです!
エネファームとは
引用:燃料電池.net
「エネファーム」とは、家庭で使う電気とお湯を一緒に作り出す「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」の愛称のことです。
と言われてもなかなか分かりませんよね。私も全く分かりませんでした。笑
簡単に言うと、天然ガスから採取した水素と空気中の酸素を反応させることで電気を作り出す仕組みです!つまり、ガスを使用するということです!
エネファームは天然ガスで発電をし、「照明やテレビなどの家電へ電気を送る機能。」
そして発電時の排熱をリサイクルして、「シャワーやガス温水床暖房などのためのお湯を作る機能。」
の二つの機能があります。
エネファームのメリット
・国からの補助金が貰える
エネファームを導入すると国から補助金が出ます!
価格によって金額は変わるのですが、約10万円前後の補助金が出ると言われています。
補助金に関する情報はこちら↓
http://www.meti.go.jp/press/2016/01/20170131004/20170131004.html
・湯切れの心配が無い
エネファームはエコキュートに比べ、湯切れの心配がありません。そのため、使い勝手に不便さはほとんどありません。
また別売りの自立運転用製品を使えば、停電時でも発電が可能ですので、緊急時でも安心です!
エネファームのデメリット
・金額が高い
エネファームは、発電力・給湯力ともに優れているため、本体価格も高額です。エコキュートに比べると、金額が3倍以上する場合もあります。
・オール電化住宅では使用できない
エネファームはガスを使用します。そのため、オール電化住宅では利用できません。
エネファームは使い勝手がとてもいい分、ランニングコストが高くなるという特徴があります。
また、「ガス」を使用するというのもエネファームの特徴です。
まとめ
今回は、エコキュートとエネファームの違いについて紹介しました。
大きな違いとしては
「電気でお湯を作るエコキュート」と「天然ガスを熱源とするエネファーム」。
この二つはどちらも地球環境に優しい給湯器です。ですので、最終的にはガスと電気とどちらが好みかという点が判断基準になるでしょう。
オール電化住宅で暮らしたいという方はエコキュートがいいですし、ガスを使用するという方はエネファームでもいいでしょう。
どちらにもそれぞれの良さがあるので、それぞれの仕組みの違いをよく理解した上で、ライフスタイルに合う方を選択しましょう。