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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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【家の中は危険】家の階段は成人男性向けに作られていた!

納得2017年は新しいことにたくさん挑戦しようと決意した私。
その第一弾として、先週の熊本城マラソンに参加しました!

初のフルマラソン。今まで20kmくらいは走ったことがあるのですが、42.195kmは未知の世界。

1月から練習をしていたので、なんとか完走することができました。しかし、足の疲労がすごく、歩くことが難しい状況が続きました。

マラソンがあったのは日曜日。次の日は月曜日で普通に仕事。

両足が思うように動かない状況でなんとか出社しましたが、待っていたのは普段では見えない恐怖の世界。

階段が怖すぎる・・・。
階段ってこんなに急だったっけ?

普段何も気にせず登っていた階段がこんなに怖いものだったとは知りませんでした。手すりがなかったら転落していたかもしれません・・・。

私の筋肉痛はすぐ治ったのでいいのですが、高齢の方や小さな子供だったら毎日この危険な階段を上り下りしていると思うととても怖いですね。

階段での転落事故は年間、数千件も起こっている

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家の中での事故で、最も多いのが浴室での事故と言われております。これは、脱衣所と浴室の温度差で起こるヒートショックが原因ですが、内容につきましてはご紹介しますね!そして、その次に来るのが、階段での転落事故です。

階段からの転落で、年間約500名の方が亡くなられているそうです。亡くなられた数が500名ということは、怪我をされた方はそれの何倍もいらっしゃるということになりますよね。

つまり年間何千件も転落事故が起こっているということです。

家は、最も安全な場所なはずなのに、実はとても危険なのです。しかし、階段で起こる転落事故がこんなにも多いのには理由がありました。それがこちら↓↓↓

家の階段で転落事故が多い原因は階段の幅と勾配にある

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通常の家庭の階段は、成人男性の体格を基準につくられています。そのため、子どもや女性、お年寄りにとっては負担なのです。

例えば、小学校の階段は勾配が緩やかになっています。これは、児童の体格と身体機能を考慮して基準が定められているからです。上記の図の青の線ですね。階段の幅も広く、そして高さも低くなっています。

しかし、家の階段は成人男性を基準に作られています。上記の赤線の部分です。小学校児童用の基準の階段に比べだいぶ違いますよね。この図を見ると、家庭の階段での転落事故が多いのも納得できますよね。

では、家庭での転落事故を減らすためにできることはどんなことでしょう。

階段での転落事故を減らすためにできることとは

勾配を緩やかに

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住宅の階段も、勾配を緩やかにすることで、事故を防ぎ身体への負担も少なくできます。土地の広さや間取りの関係で、勾配を緩やかにすることは難しいこともありますが、可能でしたら緩やかにすることをオススメします!

緩やかにすることで、赤ちゃんを抱きながらの上り下りや、洗濯物を持っての上り下りも楽になります。

階段のスタイルを工夫する

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階段のスタイルを工夫することもポイントです。直線階段はまっすぐに上り下りするため、万一転倒した場合に階下まで一気に落ちてしまう危険性があります。そのため、中間に踊り場を設置し、折り返し階段にすると転倒してもそこで止まるので、被害を少なくすることができます!

手すりと照明

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手すりをつけ、夜間に階段の段を認識しやすくするための照明をつけることで、安全性がとても高まります。手すりは、後からも設置することはできますが、足を滑らせたり、私のように思うように歩けなくなってしまうこともあるので、最初から設置しておくのがオススメです!

また、照明は、目がくらまないように明るすぎないものを選ぶようにしましょう。明るすぎるものにすると、夜に目がくらんでよく見えなくなり、転倒してしまうかもしれません。

家は最も安全な場所のはずです。しかし、その安全なはずの場所で毎年たくさんの事故が起こっています。

家は、これから何十年も過ごす大事な場所ですので、今過ごしやすい家を建てるのもいいですが、70歳、80歳になった時に過ごしやすい家を今のうちから考えて、家づくりを進めるのもいいのではないでしょうか。

ゼッタイやってはいけないバナー - コピー

島田 和京

2015年に新卒として入社。会社では、主に分譲地の販促企画とZEHの販促を担当。どちらかというとアウトドアで、休日は1泊2日の弾丸旅行に出かけたり、バイクで遠出をしたりする。バイクに乗りながらも、家や土地はしっかり見ている。ソフトテニス歴12年。人生の半分はテニスをしている。特技はバルーンアート。たまに展示場でバルーンアート教室を開催している。