あなたは小さいときどのような子供部屋で育ちました?
ちなみに私には兄がいるんですけど、小学生までは兄と同じ部屋で過ごしてました。
9帖くらいの少し大き目の部屋に二段ベッドを置いて、それぞれの勉強机とテレビを置くくらいの部屋だったので、広くゆったりできる部屋でした。
こんな感じの部屋です。
しかし、小学生のときに、部屋を二つに分けて、それぞれの部屋にベッドと机を
置くことになりました。そうすると・・・
今まで、広く感じていた部屋が一気に狭く感じるようになりました。
自由に使えるスペースが急に狭くなるので友達も呼びにくくなりました。
私は基本的に家にいませんでしたし、狭い空間が落ち着くので全然構わないのですが。兄は部屋に不満を持っていたかもしれません。
では、実際子供部屋ってどのくらいの大きさが適切なのでしょうか。
子供部屋は悩みやすい
ほとんどの子供は自分だけの部屋が欲しいと思っています。子供部屋を作ってあげたいという理由で、一戸建てを考える方も多いのではないでしょうか。
「よし、子供のためにも一戸建てを建てよう」と決断して、どんな家にしようかと考えている時によく出てくる悩みが「子供部屋の広さ」です。
・子供部屋を大きくしてしまうと、他の部屋が狭くなってしまう。
・広すぎると子供が成長して家を出ていった後にその部屋の使い方に困る。
・小さくしすぎてしまうと子供に窮屈な生活をさせてしまうかもしれない。
・成長するにつれて荷物も増えるから収納スペースはいっぱいあったほうがいいから広いほうがいい。
こんな感じで、子供部屋の広さで悩まれる方って意外と多いんです。
子供部屋の適切な広さとは
では、どのくらいの部屋の広さが適切なのでしょうか。
建物の総面積が30坪前後の家を建てる場合の子ども部屋は4.5帖、35坪前後の家を建てる場合は、6帖がちょうどいい大きさだと言われています。これ以上大きくしてしまうと、他の部屋が狭くなったり、収納スペースが少なくなったりと他の部屋で不便を感じるようになるかもしれません。
また、これよりも狭いとベッドを置くだけで他に何も置けないということになります。
私の部屋は4.5帖くらいなのでぎりぎりの広さでした。
つまり、まとめますと
30坪前後→子ども部屋は4.5帖
35坪前後→子ども部屋は6.0帖
がオススメの広さということになります。
子供部屋で悩んだ時にすべきこと
子ども部屋は家族構成や子どもにいつ部屋を与えるのかで、その形状や大きさがかなり違ってきます。
もし子ども部屋で迷った場合は、まずは広い部屋を一つ作っておいてあとで間仕切り壁をつけやすい状態にしておきましょう。
例えば、こんな感じで・・・
最終的に壁を付けて二つに分けるのはそんなに手間が掛からないので、広い子供部屋にしておく方が後々いろんな使い方ができて便利ですよ。お子さんが1人増えても対応可能ですし。
その場合はさっきの広さを2倍にして、
30坪前後→9.0帖の一つの部屋
35坪前後→12.0帖の一つの部屋
がちょうどいい広さの子ども部屋ということになります。
子供部屋は、子供が成長し家を出るまでの間に過ごす場所です。子供は月日と共に成長しますし、子供が巣立って家を出て行った後に子供部屋のスペースをどう利用するかという課題もあります。つまり、子供部屋を考えることは、住まいの将来を考えることにつながります!