先日こんな記事を目にしました。
「2020年は絶望の時代、2020年問題がやってくる!」
2020年と聞いて、1番に頭に思い浮かぶのは東京オリンピックだと思います。しかし、2020年に待っているのはオリンピックだけではなさそうです。
2020年問題とは
2020年問題と聞くと、オリンピックの会場がない!やオリンピック開催のために、他の行事やイベントが全く出来なくなる!などオリンピック関連の問題かなーと私は思いました。
しかし、実際は全く違いました。
2020年に起こると言われていることがこちら
2020年にはマンションの資産価値が暴落する
2020年にはマンションの価値が暴落する可能性があると言われています。
理由としてはやっぱり少子高齢化だそうです。
少子高齢化が進むことで、マンションの管理や修繕が行き届かなくなってその結果マンションの老朽化が進んでいくそうです。
老朽化が進むということは、それだけ価値が下がり、価格も落ちることになります。最悪の場合、資産価値がゼロになる可能性もありそう・・・。せっかく買ったマンションの価値がゼロなんてことになったら、辛いですよね。
ロボットが大活躍し、失業者が増加
2020年には、今よりも技術が進歩し、ロボットが活躍する時代がくると言われています。
特に、人工知能を持ったロボットが次々に誕生し、今、人がやっている仕事もロボットがやるようになるそうです!例えば、スーパーのレジ係や、コールセンターやオペレーターなどもロボットがやる時代がもうすぐそばまで来てるそうです!
人の感情を持ったロボットとして人気が出た「Pepper」も2015年には完成していますので、2020年にはもっとすごいロボットが活躍する時代が来そうですね!
2020年には住宅の決まりも大きく変わる!
今、住宅会社のHPやチラシなどを見ると、
「金額が安いですよ!」、「うちの会社はデザインを推してます!」、「高性能ですよ!」
などと住宅会社によって色んな商品を販売していますよね。
商品によっては
・金額は安いけど、性能が低い
・デザインを重視しているため、性能が低い
・性能が高いため、金額が少し高い
・性能とデザインのどちらも重視しているため、金額が高い
など様々な特長があります。
しかし、これらの特長を持った家の中で2020年になったら建てられないものが出てきます。性能を重要視している住宅会社は問題ないのですが、金額の安さとデザインの良さを一番の売りにしている住宅会社は2020年になるとその家は建てることができなくなるかもしれません。
2020年には改正省エネ基準が義務化に!
2020年になると、国が改正省エネ基準という家の性能の基準を義務化にすると言われています。
今はその基準は努力義務とされていて、基準を満たしてほしいけど、満たさなくても建てれますという状況です。しかし、2020年には義務化となりますのでその基準を満たしていない建物は2020年以降は建てることができません。
例を挙げますと今は地デジとアナログどちらも見れますという状況ですが、2020年には地デジしか見れなくなります!みたいな感じです。
先の事を考えると今から性能の高い家にしておくべき!
2020年には性能の高い家しか建たなくなります。
ということは、今性能の低い安い家を建ててしまうと数年後に建築される周りの家と比べ家の価値でとても大きな差がでます。周りの人たちがみんな燃費のいいプリウスに乗っているのにあなただけ燃費の悪い古い車に乗っているみたいなものです。
数年後には、義務化されることが分かっていることですのでこれから家を建てるときに性能の高い家を先取りしておいたほうが後々後悔することもないのではと思います。
2020年にはマンションだけでなく、戸建て住宅にも大きな影響がありそうですね。