こんにちは。永野です!
最近、平屋の注目度は高いです。
先日、施主様のお家をお借りして、平屋のお家の見学会を実施したんですが、本当にたくさんの方が見学にいらっしゃいました。
その時見学に来られた方に聞かれたのが、
「同じ面積でも、平屋は2階建より高くなるのはどうしてですか?」という内容。
そういえば、同じことを入社した時に先輩の営業さんに聞いたことあったなーとか思い出しながら、そのお客様に説明したんです。
確かに同じ面積でも、なんで平屋の方が高くなるんでしょうか?
答えは、「屋根面積」と「基礎面積」にあり
平屋と2階建てのお家、同じ面積の家を建てるとしましょう。
平屋の場合は、2階建てに比べ、倍の「屋根面積」と「基礎面積」が必要となります。
ふたつのサイコロをイメージしてください。縦に積むのと、横に並べるのとでは、家でいう外壁の面積は多少減るものの、「屋根」と「基礎」に相当する部分が倍の面積の違いを生みます。
お家の建築コストの中で、「屋根」と「基礎」は意外と比重の重い部分。同じ面積でも「屋根」と「基礎」の面積が増える=建築コストも増えるということになります。
より広い土地が必要になる
2階建ての家と比較すると、平屋のお家はその部屋数・部屋の広さ分だけ土地の面積が必要です。
そのため、土地のコストが上がってしまいます。
こういったことから、平屋のお家を建てたいなと思っている方は、土地が安いエリアに敷地を確保する方がよいでしょう。
平屋はワンフロアのため移動が楽ですし、年をとっても体に無理が少なくなく、暮らしやすいので長く住むことができますね。
ただし、平屋を建てるとなると、建築費が2階建ての家よりも多く必要になり、より広い土地が必要となってきます。
どんな家を建てるにしてもメリット・デメリットは必ずありますが、家族構成や暮らし方、将来のライフプランをよく考え、マイホームを建てる上で平屋という選択肢はありかもしれませんね!
家づくりサポーター 永野