以前のブログでも登場しました我が家の猫ですが、最近は、ストーブの前が特等席になりつつあります。
というよりも、今まではストーブ無しで頑張って生活していたのですが、猫のためにストーブを付けています。
我が家では、全てが猫中心の生活となっています。笑
昼は日当たりのいい窓際にいるのですが、朝はこの場所がいいみたいです。
毎朝起きたらこの場所にいます。
ここを通過しないと洗面所に行けないので、すごく邪魔です。
しかも私はコンタクト生活でいつも洗面所でコンタクトをつけるので、
そこまではほぼ何も見えていないで歩いています。
そんな所にこの猫ちゃんがいます。
何度踏みそうになったことか・・・笑
我が家の断熱性能が高くて、ストーブを付けなくてよかったらこのような問題は無かったのですが(笑)
日本は他の国に比べて寒さを我慢しすぎている
日本は、他の国に比べて暖房に使用している電気量が少ないと言われています。下の表が世界で見る暖房に使用している電気量のグラフです。
※出典:世界の暮らしとエネルギーに関する調査報告書
日本が暖房に使用している電力は全体の29%。欧米に比べ、暖房エネルギー使用量が少ないようです。その理由として、
・日本の住宅が省エネだから?
・そもそも欧米が日本よりも寒いから?
と思われがちです。
しかし答えはNOです。
ただ単に日本人は我慢して生活しているのです。その証明がこちら↓
世界で遅れをとっている日本の家の断熱性能基準
この図は、日本と他の国の断熱性能の決まりを表した図です。図だけでは分かりにくいのですが、線が下にいくにつれて、性能が高いことになります。そして右にいけばいくほどより寒い地域のということになります。
日本の2.7というのが、九州辺りの数値で、1.6というのが、東北や北海道などの常に暖房を付けておかないと生活ができないような地域の数値です。ここで注目してほしいのが、ヨーロッパの国々の線はほぼ直線になっているのに、日本は階段のようになっているということ。
ヨーロッパの国々は法律で性能の高い家しか建てられないと決まっているので、寒い地域もそうでない地域も家の性能はあまり変わりません。
しかし、日本はどうでしょう。寒い地域は比較的性能は高いですが、九州などは他国に比べかなり劣っています。日本は住宅に関する法律があまり厳しくないので、このようなグラフになっているのです。
つまり、日本の家は他国に比べ寒いのです。しかも、暖房の使用量も低いとなれば、それだけ我慢しているということですね。
【これから家を建てる方】我慢したくないけど、電気代も安く抑える方法
日本の家のほとんどが、左側の断熱性能が低い家です。各部屋にエアコンを付けて、リビングにはストーブを設置している家庭がほとんどではないのでしょうか。
暖房の暖かい空気は上に上がっていき、冷たい空気だけが下に降りてきます。そのため、足元を温めるためにストーブを設置します。
我が家も、もう築20年を超え、断熱性能が低いためにストーブを設置しています。
しかし、家の断熱性能を高めると右の図のようになります。少ない暖房器具の数で、家の全体を暖めることができます。これは、家の全体を性能の高い断熱材で覆うことで可能となります。
こういった断熱性能の高い家にすることで、電気代も安く抑え、そして我慢せずに快適な暮らしができます!欧米の家は、右の図のように断熱性能がしっかりした家ばかりです。これから家を建てる方は、欧米のような高性能の家で快適な生活を実現してはいかがでしょうか。
【既に家を建てた方で】より暖房代を安く、快適に暮らす方法
では、既に断熱性能の低い家を建ててしまった場合は、これから何十年も我慢の生活をしないといけないのでしょうか。
実は、ある一つのことを見直してみることで、既に家を建てて、電気代を抑えるために我慢して生活している人でも快適な生活をすることができます。
それは、今使っているエアコンの性能を見直すことです。
今各部屋につけているエアコンをより小さく性能の高いエアコンに変えることで、今よりも快適で、さらにお得に生活ができるようになります。
エアコンにこのようなマークがあるのはご存知ですか?
※出典:日本経済新聞
これはエアコンの省エネ性能を表すものです。星が多い方が性能が高いことの証明となります!もちろんより星の多い省エネエアコンにすることで、電気代は大きく削減することができます。
初期費用は高くなりますが、断熱性能の高い家に比べて、エアコンの使用頻度も多くなるので、将来的にはお得になるでしょう。
今使っているエアコンがそろそろ寿命かなーと思われている方がいれば、ぜひ性能の高いエアコンに買い換えましょう。
日本人は、我慢が得意です。
しかし、家は人生で最も高額な買い物です。その最も高額な買い物である家で我慢した生活は嫌ですよね?
これから、家を建てる人は我慢の無い快適な生活を。そしてもう家を建てた人は少しでも快適に、そしてお得に生活できる空間づくりを行ってみてはいかがでしょうか。