私は熊本市から少し離れた街に住んでいます。正直、田舎です。笑
しかし、そんな田舎な街も最近どんどん発展して、新しい家が次々と建ち始めました!
先日、熊本城マラソンの練習で、近所をランニングしていた時のこと。古くからある住宅街のなかに珍しい家を発見しました!
こんな家です!
(分かりにくいイラストですみません。。。)
屋根にぽつんと天窓が一つ。それ以外の屋根は全て太陽光パネル。瓦の屋根が立ち並ぶ住宅街に一軒だけ、近未来の住宅の登場!
私の家の周りも今後どんどん新しい家が建って発展していくのかなーと思いながらも、あの家はどれくらいの発電で一体いくらの売電があるのだろうと考えながらランニングをしました!笑
このようにたくさんの太陽光パネルを搭載している家はほんとに珍しいです。
では、一般的な家庭はどのくらいの太陽光パネルを搭載しているのでしょうか。
一般的な家庭での太陽光パネルの搭載量とは
一般的な家庭での平均的な太陽光パネルの搭載量はどのくらいでしょう。
地域や、屋根の大きさ、土地の広さによって多少は変わるのですが、ほとんどの家庭で、3kw~5kwくらいのパネルを載せています。
パネル1枚あたりは約200Wですので、3kw搭載するとしたら15枚のパネルを載せるということになります。5kwだと25枚です。
つまり、ほとんどの家庭が15枚~25枚のパネルを載せているのです!
私の近所の家は、50枚くらい載っていたので、普通の2倍~3倍も載っていることになります!
太陽光パネルが載りやすい屋根とは!?
15枚~25枚のパネルと言われても、どんな家を選べばそんなに載るのだろう。と思われることでしょう。日本の家は様々な形があります。そのため、その形にデザインを合わせるために屋根にもたくさんの種類があります!
今回はその中でも特によく選べれる3種類の屋根と太陽光パネルの関係を紹介します!
寄せ棟屋根
寄せ棟屋根は、建物の四方に屋根面が向いています。長辺に四角形、短辺に三角形が2つずつあります。北面以外の3面屋根に、太陽光パネルを載せることが可能です。方角のケースによって、一番パネルを載せる事ができる場合もありますが、各面の屋根面積が狭いのであまり載せることができない場合が多いです。15~25枚載せれないこともあります。また、搭載する面が増えるのでその分費用も高くなります。
切り妻屋根
切り妻屋根は、基本的に長辺に沿って2面となっており、その片面の面積が広くなります。よって、太陽光発電システムを設置するのに一番向いている屋根と言えます。デザイン的にも太陽光パネルを載せても、不自然になりにくいです!大抵の家なら15枚~25枚は簡単に載るでしょう。
太陽光パネルを載せている家で最も多いのが、この切り妻屋根です!ちなみに私のオススメもこの屋根です!
片流れ屋根
片流れ屋根とは、どちらかの片面のみ傾斜している屋根のことを言います。
太陽光パネルを最もたくさん載せることができるのが、この屋根の形です!屋根の全てにパネルを載せることができます!
しかし、片流れの場合、屋根の角度によってはパネルが載せれなかったり、デザイン性の面であまり良くないというデメリットもあります。
それぞれの屋根の詳しい特長については今後のブログで紹介していきますね!
屋根は雨をしのぐためだけではなく、エネルギーを取り入れるもの
屋根の1番の目的は雨をしのぐためのものです。
しかし、最近はそれに加えて、太陽光パネルを載せるためのものという考え方に変わりつつあります。それだけ太陽光が一般的なものになったということですね。
これから家を考える時に太陽光の搭載を考える方も多いでしょう。しかし、太陽光発電をつけたくて家を新築したにも関わらず、屋根の仕様の問題で設置できないということも良くあります。
自由設計の住宅会社に依頼する場合はいいのですが、規格型の住宅を販売している会社では搭載できなかったり、エネルギーを充分に取り入れるような設置ができないこともあります。家の要望の中で太陽光が上位に入っている場合は、営業さんと話すときにまず最初に「太陽光の搭載は可能ですか?」ということを聞くようにしましょう。
家や会社の話をしっかり聞いた後に、「うちは太陽光を付けれません」なんてことになったら、その時間は無駄になってしまいますよね。