こんにちは。永野です。
インスタグラムを見ていて、私が最近よく見かけるのが「土間のある家」。
「#土間」「#土間のある家」というタグがついた投稿は合わせて4万件もあるくらいです。
昔から日本にはあったスペースみたいですが、今また有用性が再認識されているみたいですね。では、どんなところで役にたつのでしょうか。
■土間って?
土間は、居室との間に土足で歩ける場所のこと。あなたの家でいう、「玄関」に近い場所だと思います。「土間」は土足で歩いてもいい場所ですが、一応、屋内ですし、壁や天井があるため、雨風をしのぐことができます。
昔は、杵や臼がおいてあったり、ご飯を炊く釜戸があったり。作業場としても使っていたみたいです。
■最近見かけた土間の利用例
「土間のある家」といっても土間の使い方にも色々あるみたいです。
☑ 自転車やベビーカーの保管場所
☑ 土間キッチン
☑ 土間部分をダイニングに
☑ ペット専用のスペースとして
☑ リビングとして(雨の日は洗濯物を干したり)
☑ ゴミ出しの日までのごみ置き場
■土間があると便利だけど、デメリットも…
①底冷え
土間をリビングやダイニングとして使う場合、土間スペースは寒い場所になるかもしれません。土間スペースが広くなればなるほど、対策として、コストはかかりますが「床暖房」を取り入れたり、扉で土間スペース仕切れるようにしておきましょう。
②汚れ
土間スペースは素材にもよりますが、土足の分汚れが目立つ場合があります。汚れが目立ちにくいようなものを選んだり、水場を近くに設置し、排水溝を作るなどの工夫が必要でしょう。
③間取り次第では、靴の脱ぎ履きが手間
間取りにもよりますが、部屋と部屋の間に土間がある場合、そのたびに靴の脱ぎ履きが発生し、手間になるかもしれません。土間スペースを作る場合は、しっかり生活動線を考えて取り入れましょう。
■まとめ
屋内で屋外のように使える土間スペースがあると、さまざまな使い方ができます。ただ、先述したように、デメリットとなる点もあります。しっかりとデメリットをおさえて、自分たちに必要なスペースかどうか検討しましょう。
家づくりサポーター 永野