こんにちは、澤村です!
家づくりをしてく中で多くの方が利用している「住宅ローン」。
住宅ローンを組むためには、まず審査を受けなければいけないのをご存知ですか?
この審査項目には「完済時の年齢」「健康状態」「年収」「勤続年数」「債務状況や返済履歴」などがあり、これらを基準にあなたに返済能力があるのかを判断します。
この審査項目の中の「返済履歴」ですが、その中でも意外と盲点になっているのが、「携帯電話代金の滞納」!
携帯電話代金を滞納したことがあると、住宅ローン審査に不利に働く場合があるのでご注意ください!
「携帯電話代金の滞納」と「住宅ローン審査」の関係とは?
年々、携帯電話の端末代金が高額になっていますよね。中には10万円を超えるものも。
この端末代金ですが、一括で支払うのではなく分割で支払うこともできるため、気軽に分割払いを選択する方も多いと思います。
ではこの端末代金、あなたは過去に滞納したことはありませんか??
「数年前に支払いを忘れてしまったことが・・・」
「引っ越しをしたときに住所変更をしておらず、支払い明細や督促状が手元に来るのが遅れ気付いたら滞納していた・・・」
こんな経験はないでしょうか?
携帯電話の端末代金は、購入時に分割払いにすると「クレジット契約をした」とみなされるため、「信用情報機関」に登録されます。信用情報機関には氏名や生年月日、契約内容、返済・支払状況、取引事実に関する情報などが登録されます。
もし滞納してしまった場合は、その支払いを完了してからおよそ5年間保存、いわゆる「ブラックリストに登録されている状態」に。。
この期間に住宅ローンを組もうと審査を受けると、返済能力が低いと判断され審査に不利に働いてしまう可能性があります!
携帯電話代金を滞納したことがあると、住宅ローンを組めないの!?
①信用情報機関であなたの信用情報を確認する
住宅ローン審査に通らなかったときに慌てて調べるのではなく、まずはあなたがこれまでに滞納してしまったことがないか、信用度がどれだけあるのかを把握しましょう!
信用情報機関は下記3つがあります。
◆指定信用情報機関CIC https://www.cic.co.jp/index.html
保有する個人情報は最も多く、クレジットカード会社や消費者金融が加盟している。
◆日本信用情報機構JICC https://jicc.co.jp/index.html
消費者金融から銀行まで多くの金融業者が加盟している。
◆全国銀行個人信用情報センターKSC http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
銀行(メガバンク・地方銀行・ネット銀行・信用金庫・信用組合)が加盟している。
今回のように、過去に滞納したことがあり住宅ローン審査に通るのか不安な場合、まずは「指定信用情報機関CIC https://www.cic.co.jp/index.html」でチェックしてみましょう。
②信用情報が回復するまで待つ
住宅ローンの申込履歴の数も信用情報に反映されます。回数が多いと審査でマイナスなりローンの借入金額が減額になる場合もありますので、何度も審査を受けるのはオススメしません。
そこで、滞納していた代金の支払いを完了してから5年間待って、信用情報が回復してから審査を申し込むのも手段のひとつです。
③ノンバンクを利用する
ノンバンクとは、銀行とは違って融資のみを行う金融機関です。ノンバンクの特徴として審査に通りやすいということがあります。ただ金利が高めに設定されているので、住宅ローンは通っても月々のローン返済で家計が苦しくならないように注意が必要です。
④端末代金を一括で支払う
すでにお伝えしたように端末代金の分割払いは、家や車と同じようにローンを組んでいるのと同じようなものです。
携帯電話の端末代金を分割払いにしているだけでも、ローンに不利になってしまう可能性があります。
いかがでしたか?
「今月口座にお金入れておくのを忘れてたから、携帯代金が引き落としされてなくて~~」なんて甘く考えていると、いざ住宅ローンという大きな資金計画の時に大ダメージを受けかねません。
もちろん滞納せず信用情報にキズを付けないことが一番ですが、ついうっかり滞納してしまった過去があっても焦らず対処していきましょう!
家づくりサポーター 澤村彩花