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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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街並みのデザイン性が魅力の「コンセプト型分譲地」とは

家を建てるタイミング・時期はいつがベスト?みんなはどうやって決めてる?こんにちは!
家づくりサポーターの長田です。

「なんだか同じようなデザインの家が建ち並んでいるな…」
車に乗っている時や住宅街を通る時、そんな風景を見たことはありませんか?

もしかしたら、そこは“コンセプト型分譲地”かもしれません。

私も住宅業界に入るまで知りませんでしたが、皆さんはどこかで聞いたことはあるでしょうか。

コンセプト型分譲地は、通常の土地や分譲地よりもデザイン性の高い環境になりやすく、土地を購入して家づくりをする方から人気となっています。

しかし、もし購入を検討する際には注意しておかなければいけないこともいくつかあります。

今回はコンセプト型分譲地の内容と、購入する時の注意点について紹介したいと思います。

コンセプト型分譲地ってなに?

コンセプト 分譲まず普通の分譲地とは、もともと宅地ではない広い田畑や空き地などの土地を造成し、いくつかに区画分けして販売する土地のこと。

建てる家のデザインに決まりはなく、自分たちの好きな家を建てることができますが、分譲地全体を見た時にはバラバラなデザインの家が建ち並ぶ住宅地となります。

そして“コンセプト型分譲地”とは、あらかじめ分譲地全体でデザインコンセプトを決めておき、建物や外構などのデザインを揃えることで、統一感のあるキレイな街並みをつくるという目的を持たせた土地のこと。

シンプルモダン、カントリー、ナチュラルモダンなど、分譲地全体でのデザインコンセプトが設定されているので、自分たちの好みと合えば好きな雰囲気の街の中に家を建てて暮らすことができます。

近隣の家とデザインが揃うだけでなく、自分たちと好みの合う家族が集まりやすくなるのもメリットの一つですね。

しかしそんなコンセプト型分譲地ですが、購入する上で注意しなくてはいけない事がいくつかあります。

コンセプト型分譲地を購入する時の注意点

a60b12872b2cccc9fa6e3de3a30bf90d_s①デザインが限定される

前述したとおり、コンセプト型分譲地では建物のデザインや外構の種類などが統一されます。

統一させる部分としては、外壁、屋根、フェンス、カーポート、庭、ブロック、植栽など。

はじめから使用する部材や商品が決められているものもあれば、いくつかの選択肢の中から選べるようになっているものもあります。

「土地のエリアは気に入っているけど…やっぱり自分たちがイメージしているデザインの家が建てたい!」という方には、コンセプト型分譲地はあまりオススメできません。

また、建物の間取りも自由に決めることができる場合と、選択肢の中から間取りを選ぶ場合の2パターンがあります。

気になっているエリアでコンセプト分譲地を見つけたら、まずは自分の好みと分譲地のデザインコンセプトが合うかどうかを確認し、具体的にどんな家づくりになるのかも聞いておきましょう。

②建築する住宅会社が決まっている

コンセプト型分譲地は、1社の住宅会社が「建築条件付き宅地」として単独で販売しているケースがほとんど。

この“建築条件”とは、「この土地を買うのであれば、家はこの住宅会社で建ててくださいね」という条件のことです。

ですので、コンセプト型分譲地の立地や分譲地のデザインコンセプトが気に入ったとしても、購入するのであれば住宅会社は自由に選ぶことができなくなります。

ですので分譲地のことが気に入ったら、購入を決める前にその住宅会社のショールーム、住宅展示場、見学会などにも行ってみて、自分たちの家づくりを任せられる住宅会社なのかどうかも慎重に見極めましょう。

いかがでしょうか

usa-992467_640分譲地全体でデザインが統一されていることでデザイン性の高い環境となりますので、街もしも設定されているデザインコンセプトが自分たちの好みに合えば、今回紹介したコンセプト分譲地は絶好の土地かもしれません。

しかし購入を検討する際には、どのような変更が可能なのか、住宅会社はどんなところなのかについても十分確認ておきましょう。

家づくりサポーター 長田

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長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。