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家づくりの資金計画書で見るべき注意点とは?

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こんにちは!家づくりサポーターの永江です。

家づくりにかかる費用って、一体どんなものがあるのでしょうか?建物自体の価格から、土地の価格、はたまた諸費用と呼ばれる部分まで。家づくりに関する費用って、複雑で見えにくい部分が多いんですよね。

そんな時に活躍するのが『資金計画書』と呼ばれるもの。

建物にかかる見積もり書とは別に、色んな費用をもろもろ含めた家づくりに関する費用をまとめているものです。ある程度の住宅会社さんは、契約前に資金計画書を提出してくれます。

ところが、住宅会社によって、この資金計画書の中身はバラバラなんですよね…。

出してもらった資金計画書を信用して契約したのに、蓋を開けてみれば他にも色んなお金がかかってしまった…。そんなことにもなりかねません。

そこで今回は、資金計画書を出してもらった際に、確認しておくべき注意点をまとめてみました。

お家を建てるために必要な費用

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まずはお家に関する費用です。ここらへんは見積書でも確認できるでしょう。

よく使われる表現としては「建物本体価格」「オプション工事費用」「付帯工事費用」などでしょうか。

✔本体価格=建物そのものの価格

✔オプション工事費用=標準装備以上の使用した際の割増工事費(見積書でどのオプションにどれくらいのお金がかかってるか確認できます)

✔付帯工事費用=家を建てるのに必要な費用だけど、建物そのものには含まれないもの

といった具合ですね。この付帯工事費用がなんとも分かりにくい部分です。これをさらに細かく見ていくと、

✔屋外給排水工事=敷地内から道路の水道管へつなぐ工事

✔外構工事=庭、エクステリア系の工事。住宅会社とは別契約になることも多い。

✔地盤改良工事=地盤が弱かった場合に、地盤を強く改良する工事

✔ヨウヘキ工事=土地に高低差があったりする場合に、コンクリで壁を作る工事

✔解体工事=既存の建物が建っていた場合に、解体するための工事

他にも例えばカーテンや照明、家具家電や引っ越し費用、TVアンテナ設置費用などもありますよね。

他には諸費用と呼ばれる部分もあります

確認

この諸費用は申請などにかかる費用と見てもらえれば分かりやすいかもしれません。

ローンを借りるにも、契約する時にも、火災保険だって、色々お金はかかるんです。

例えば・・・

✔ローン関係=銀行事務手数料、契約印紙代、団体信用生命保険料、つなぎ融資金利

✔登記関係=所有権移転登記、抵当権設定登記、表示・保存登記

✔火災保険=火災保険も、どの範囲の保障なのか、何年かけるのかで金額が変わります

✔水道加入金負担金=水道や下水道を使用するには、最初に市町村によって決められた金額を払うことになります

✔固定資産税分担金=土地の固定資産税(所有権移転してから年末までの日割り計算)

などなど、これも一部分であり、場合によってはまだまだ色んな費用がかかることにもなりかねません。

最後に土地

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もちろん忘れてはならない土地代金もあります。土地を契約する時にも印紙代はかかりますよ。

最後に

こういった諸々の費用を全て合計したものが、あなたの家の総費用となるんですね。

こういった費用が資金計画書の中に含まれているか?それが資金計画書を見る際にチェックしておくべき注意点です。

でも、見ただけでは何が含まれてて何が含まれてないのか、分かりづらいと思います。

そんな時は、担当者に聞いてみてください。『これで家にかかる費用って全てですか?後で他にお金がかかるってことは無いですよね?』

家づくりにおいて、お金のことって本当に大事です。あとで揉め事にならないためにも、契約前にしっかりと整理することが大事ですよ。

それでは、また。

家づくりサポーター 永江弘輝

永江 弘輝

2013年に医薬品メーカーから住宅会社に転職。約二年の住宅営業マン経験の後、現在はイベント企画の立案・運営を担当。もっぱらの楽しみは、毎晩の晩酌。ビールしか飲まない。そのおかげで、29才にも関わらず毎年の健康診断で肝機能の数値にビクビクしている。