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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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家賃VS住宅ローン、万が一の場合で比較してみた結果

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こんにちは!續(ツヅキ)です。

家づくりを考え始めるきっかけは人それぞれ。例えばこんなものがあると思います。

☑子どもが大きくなってアパートが手狭になってきた。
☑子どもが走る足音が近所迷惑じゃないか気になる。

これは住宅展示場にお越しいただく方や、完成見学会でモデルハウスをご覧になる方からよく聞くご意見です。 でも、一方で家づくりは数千万円単位のお金がかかる大きなもの。多くの人が長年かけて住宅ローン返済をすることになるので、慎重に家づくりを進められています。

賃貸住宅VS持ち家

今住んでいるアパートやマンションなどの賃貸のに住み続けるのがいいのか、それともマイホームを建てた方がいいのか…。これってけっこうな悩みどころです。賃貸と持ち家の比較には、毎月の家賃やローンの支払い、税金、光熱費など、様々な比較ポイントがあります。

今日はたくさんの比較ポイントの中から、「万が一のことが起こった時」にスポットを当ててどちらがいいのかご紹介します。

持ち家のメリット:住宅ローンなしで家族が住み続けられる

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あなたがもし自分名義で住宅ローンを借りるなら、「自分に万が一のことがあったら家族にローンを負担させることになるんじゃないか…」と、きっと心配しますよね。

でも、そこは多くの場合大丈夫です。 金融機関で住宅ローンを借りる場合、多くの場合で「団体信用生命保険(通称:団信)」に加入することを条件としています。 ※健康状態が良好でないと加入できません。一部、団信に加入しなくてもローンが組めるものもあります。その場合は万が一の場合の備えが別途必要です。

この保険は、万が一契約者が死亡または指定の高度障害になった場合、本人に代わって生命保険会社が残った住宅ローンを支払ってくれるという保険です。保険料は金利に含まれていて、別途費用がかかるわけではありません。

つまり、住宅ローンを組めば本人に万が一のことがあっても残された家族はローンの支払いをすることなく住み続けることができるんです

一家の大黒柱に万が一のことがあったら、収入は大きく減少してしまいます。そんな中、住宅ローンの支払いを続けるのってなかなか大変なこと。でもこの団信に加入していれば、収入が減っても住む場所だけはしっかり確保できます。

賃貸なら、家賃を払い続けないといけない

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もしも賃貸に住んでいて万が一のことがあった場合は、持ち家のようにはいきません。万が一のことがあっても、賃貸の場合毎月の家賃は払い続けないといけません

たとえ一家の収入が大きく減ったとしても、毎月7万円の家賃の支払いは続くんです。生命保険で一時的にまとまった金額が入っることもあるかもしれません。でも、いずれは家賃が安いところに引っ越さないといけない…ということになる可能性があります。

住むエリアも大きく変わり、交通の便や買い物が不便でストレス…なんてこともありえます。

まとめ

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今日は、賃貸の家賃と持ち家の住宅ローンを、万が一の場合で比較してみました。今日のポイントはこちらです。

①持ち家の場合は家族にローンを残すことなく住む場所が確保できる
②賃貸の場合は家賃を支払い続けないといけない

数千万円のローンを組むのは大きな決断です。 でも、もしもの時大事な家族に何を残せるかと考えた時、家賃の支払いを心配することなく家を残せるというのはとても大きなメリットです。 家を建てるか、このまま賃貸に住むかお悩みなら、「万が一の場合家族に何を残せるか」という点も検討してみてくださいね。

家づくりサポーター  續 大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。