イエスタ

家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

メニュー

住宅会社を選ぶうえで陥りがち?比較が難しい3つのポイントとは

陥る数多くの住宅会社の中から、自分達の家づくりを任せる1社を選ぶとき、あなたならどんな項目を比較しますか?

比較するポイントとして分けると、大きく次のような項目ではないでしょうか。

☑商品の金額
☑建物の性能
☑間取りやデザインの多様性

しかし、このような項目をさらに細かく見ていくと、比べてみたくてもどうしても比較する事が難しい項目というものがあります。

今回は、その中でもお客さんが特に混乱してしまいがちな3つの項目について、その内容と改善点を紹介します。

これから紹介する項目を比較しようとして頭を悩ませる人は、住宅会社選びにおいて無駄な時間を費やしてしまう可能性がありますのでご注意を!

オリジナルの断熱工法

オリジナル「工法」というと、建物自体の構造の名前としても使われます。

例えば木造住宅では「在来軸組み工法」や「2×4工法」といった種類があります。

そのような構造における工法については、全国で呼び方が統一されているため、比較する上でもメリット・デメリットは明確になります。

しかし、壁の中の断熱材の施工や熱を逃がす通気方法といった“断熱の工法”については、住宅会社によって様々な施工をしており、統一した名前がありません。

ですのでほとんどの場合、住宅会社がオリジナルで“○○工法”というカッコイイ名前を付けて宣伝しているんです。

この断熱工法については、その会社以外では名前が通じませんので、いろんな住宅会社を回りながら名前を出してメリット・デメリットを比較しようと思っても、正確な答えは出にくいでしょう。

住宅会社の断熱工法を比較する際には、それによってどんな省エネ基準をクリアできているのかを聞いて判断するのがいいでしょう。

設備・仕様のグレード

設備「設備や仕様が充実している住宅会社がいい!」というお客様は多くいらっしゃいます。

しかし一言に「設備や仕様」といっても、設備にはキッチン・浴室・トイレ・洗面台など、仕様には外壁・屋根・壁紙など数多くの種類があるため、それらを比較しようと思ってもキリがありません。

それに加えて、採用している設備メーカーもバラバラだったり、標準仕様としてどこまで付いてくるのかといった点も異なってきますので、結局なにが一番いいのか分からなくなってしまうんです。

もしどうしても設備にこだわりがあるのであれば、あらかじめ設備について「とりあえずこれだけは譲れない!」という項目を絞っておくと良いでしょう。

そうする事によって、その要望が叶えられる設備を取り扱っているのか、そしてそれは標準価格なのかオプションとして追加料金がかかるのかなどを明確にすることができます。

住宅会社の口コミ・評判

口コミ 最近は住宅会社の口コミサイトといったものもあります。やっぱり検討中の住宅会社の口コミって気になりますよね?

しかし、この口コミサイトでも正確な情報を得ることはできません。なぜなら、口コミサイトには悪評だけが集まりやすいからです。

そもそも口コミって、どんな人が書き込んでいると思いますか?

実は、商品やサービスに満足している人は書き込まず、逆に不満を持っている人がクレームや周囲への警告の意味で書き込んでいる傾向が強いんです。

また、口コミサイトは匿名性があるので、その書き込み内容の信ぴょう性も確かめる事はできません。

ですので、口コミサイトを見て評判をチェックしようとしても、正確な情報を得られないんです

もし住宅会社の評判をチェックしたい方は、その住宅会社で家を建てた方の「お客様の声」を見てみると良いでしょう。

そうすれば、どのような理由でその住宅会社を選んだのか、どんな対応をしてくれたのかといった実体験を知ることができます。

じゃあ、結局なにを比較すればいいの?

ccf913fc18db036ec0b12e9bc43d83ff_s
住宅会社を比較する時に一番見るべきポイントは、「営業マンの対応」です。

どの住宅会社で家を建てるうえでも、常に営業マンが家づくりのパートナーとして打合せを行います。

ですので、営業マンが信頼できる人なのか、自分達と考えが合う人なのかということはとても重要なんです。

家づくりにおいては、お客様は初心者です。ときには質問したい事があってもうまく言葉が見つからないこともあると思います。

そんな時に、お客様が本当に言いたいことは何なのかをくみ取って、欲しい答えを返してくれる営業マンに出会えたら、かなりの幸運です。いろいろな家づくりの話を振ってみましょう。

逆にどれだけ会社のことを気にいっていても、担当となる営業マンがイマイチでは、満足のいく家づくりをすることは困難になります。

データを見ながら住宅会社の比較を行うのも良いですが、それよりも実際に展示場でいろんな人に合いながら、営業マンの見極めを行うことが、成功する家づくりの近道です。

家づくりサポーター 長田圭史

ゼッタイやってはいけないバナー - コピー

長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。