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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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「展示場を見て判断」は、家づくりの失敗コース

通販
皆さんは、服ってどうやって買っていますか?

私は普段スーツで仕事をしているので、ネクタイやシャツなどはよく買います。しかし、私服は1シーズン2着くらい着回せるものがあればどうにかやり過ごせるのであまり買っていません。

…というより服を買いに行こうにも、服屋さんに行くためのおしゃれな服を持っていないんですよね~(笑)やっぱりダサい服装で服屋さんって行けないじゃないですか。

そこで最近は通販で服を買うようになりました。

近頃の服屋さんのサイトは、サイズ感を詳細に書いてあったり、いろんな体系のモデルさんに着せてみた写真など詳しい情報を載せているところも多いので、自分に合ったサイズを選びやすいんです。

しかし実際に服が家に届くと、色合いがイメージと違ったり、肩幅や袖が微妙に合わなかったり、質感が想像とは違ったり…
通販で服買った事がある人には、結構あるあるネタだと思います。

やっぱりサイトなどで得られる情報が多くなっているとはいえ、買い物をする時は直接行って自分の目で確認し、試着してみる事が大切ですよね。

家づくりも実物の家を見てみる事が重要!

家
インターネットで住宅会社を調べたり、資料請求をしてパンフレットやプラン集を熟読して「ここで建てたい!」と思っても、それだけでは住宅会社を選んではいけません。

実際にそのメーカーが建てた家を見学して初めて、「このメーカーなら大丈夫だ」と知ることができるんです。

「いや、そんなこと言われなくても分かってるよ。」
…そう思いませんでしたか?

では、住宅会社の家ってどこに見に行けばいいと思いますか?

住宅展示場で判断するのは危険!

家

私自身、住宅会社が建てた家を見るためには住宅展示場に行くしかないと思っていました。
しかし、展示場のモデルハウスはあくまで“見せるため”の家なんです。

住宅会社が奇抜な発想力や技術力をアピールするために普通では建てないような間取りになっていたり、住宅設備もオプション仕様の豪華なものばっかりになっていることがほとんど。家自体の大きさも、打合せブースを作ったりするために大きめに作ってあります。

そんなモデルハウスを見て「こんな家が私達にも建てられるのか…!」というイメージを持ってしまったままでは、建てた後の引き渡しになって「え!?想像してたものと違う!」とショックを受ける事になりかねません。

ですので、住宅展示場のモデルハウスは実は見てもあまり参考にならないんです。

では、住宅会社の建物はどこに見に行けばいいのでしょうか。
それは住宅会社が個別で行っている「完成現場見学会」です。

実際に建てたお客さんの家を見学してみる!

リアルサイズ

完成現場見学会は、住宅の完成後、引き渡す前に数日間お借りして行う見学会のことです。

お客さんが建てた家なので、展示場とは違ってリアルなサイズ感を体感する事ができたり、住宅会社の施工力を確認するのにも役立ちます。またオーナー様の要望をどのように叶えたのかを説明してもらうことで、お客様に対する提案力も確認できます。

ただ、見学会の開催は協力して下さるお客様次第での開催なので、場合によっては近場では開催されないことがあります。

しかし一生に一度の家づくりに後悔を残さないためにも、遠方の見学会にも参加することをオススメします。

展示場だけしか見ていないと、提案されるプランがイメージ補正され、出来上がった実物を見た時にギャップが生まれることがあります。

住宅会社を選ぶ時には、その会社が“見せるため”ではなく“お客様の生活のため”に建てた住宅を見学しておきましょう。

家づくりサポーター 長田圭史

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長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。