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【メリット・デメリット】地下室のある家って実際どうなの?

地下室 セラー

こんにちは!家づくりサポーターの永江です!

男なら一度はあこがれる空間『地下室』。あのワクワク感は異常ですよね。

おそらく、「地下室がある家に住みたい!」って思う人って、けっこういるんじゃないでしょうか?

でも、日本の家では、めったに地下室を目にする機会はありません。

なぜでしょうか?

そこで今回は、地下室のある家にするメリット・デメリットをご紹介します。

地下室のメリット

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土地の有効利用

地下室を作ることによって、一般的に、今までの1.5倍の空間を確保する事ができます。特に都会の限られた敷地の中では、とても嬉しいポイントですよね。

☑遮音性能が高い空間

さっきのドラムセットのような、普通だったら近所迷惑かなぁと思うような趣味。これも、地下室の防音性能があれば、他の誰に気兼ねもせずに、自由に楽しめますよ。

☑温度が一定なので、食べ物の保管などに便利

土に囲まれた地下室は、温度が一年を通して一定という利点もあります。「ワインセラー」=「地下室」のような印象も、こういったところから生まれてきてるんですね。

☑災害に強い

海外で『シェルター』といえば、地下室みたいなイメージありませんか?地下室は、地上にある家よりも、災害から身を守ってくれるという役割もはたしてくれるんですよ。

地下室のデメリット

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☑建築コストが割高に

地下室を作るとコストは割高になってしまいます。延べ床面積が増えるので、当然ながら建築コストが増えます。

それに加え、敷地を掘るために機械を入れたり、土を処分したり。コンクリートで部屋の形状を作成、さらに電気・空調など必要な設備を入れなければなりません。

☑湿気がこもりやすい

地下にあり、温度が常に一定の状態の地下室は、夏場に結露をおこしやすいんです。カビなども発生しやすいので、しっかりとした換気設備の導入が必須になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

憧れはあるものの、なかなかコストのせいで地下室に手を出しづらい方も多いと思います。

それに加え、日本ではこれまで地下室という文化がありませんでした。そのため、地下室の施工に対して十分な知識や経験が無い住宅会社が多いのも事実です。

もし本当に地下室のある家を建てたいと思われるのであれば、訪れた住宅会社に、これまでの地下室の施工実績を聞いておく必要があるでしょう。

あなたに素敵な地下室ライフが来ることを願って。それでは、また。

家づくりサポーター 永江弘輝

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永江 弘輝

2013年に医薬品メーカーから住宅会社に転職。約二年の住宅営業マン経験の後、現在はイベント企画の立案・運営を担当。もっぱらの楽しみは、毎晩の晩酌。ビールしか飲まない。そのおかげで、29才にも関わらず毎年の健康診断で肝機能の数値にビクビクしている。