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床暖房のメリット・デメリットとは?

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  こんにちは!家づくりサポーターの長田です。

現在このブログを書いているのは9月末。
これから寒くなってくるのでいろんな暖房機器が必要になってきますよね。

エアコンやファンヒーター、石油ストーブなど、暖房器具は何を使っていますか?

今回はそんな暖房器具の中の一つである「床暖房」について紹介します。

床暖房の仕組みとは?

床暖房床暖房とは、床の下に熱源を設置し、床伝いに部屋を暖める暖房器具です。種類としては、電気ヒーターを敷いて電気の力で温める「電気式」と、温水マットを敷いて温かいお湯を循環させることで温める「温水式」の2種類があり、最近は温水式の床暖房を付ける人が増えてきています。

コストとしては、初期費用が低いのは電気式、ランニングコストが低いのは温水式となっています。

新築住宅で床暖房を設置するときには、
・電気式と温水式のどちらを採用している住宅会社なのか
・初期費用やランニングコストはいくらになるのか
・修理やリフォーム時にはいくらかかるのか

なども合わせて確認しておきましょう。

次は床暖房のメリットとデメリットについて説明します。

床暖房のメリット

☑輻射熱(ふくしゃねつ)で部屋全体を暖めることができる
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輻射熱は放射熱とも呼ばれ、簡単に言うと太陽の光や薪ストーブなどからおこるポカポカした熱の事。
床暖房は床自体を温めることはもちろん、そこから発生する輻射熱を利用して部屋を暖める仕組みなんです。

エアコンやファンヒーターのように空気で部屋を暖めようとしても、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動してしまうため、どうしても部屋全体が暖まりにくくなります。

しかし床暖房を使えば、下からの優しい輻射熱により床に近い位置の空気が暖まり、それが上昇する事で部屋全体をまんべんなく暖めることができるんです。

☑風を起こさない暖房なので健康的な生活ができる
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冬は暖房の暖かい風にあたって頭がボーっとしたり、肌や喉の乾燥が気になる…という方も多いのではないでしょうか。

床暖房は前述したとおり、風ではなく輻射熱で部屋を暖める仕組みなので、暖房の風が原因となる体調不良をおさえることができます。

また風で家の中のホコリが舞うこともないので、空気をきれいに保つこともできます。

☑暖房器具の準備の手間がかからない
68ffe59e03e958656c091901f1206d52_s寒くなってきたら埃かぶったストーブやヒーターを綺麗にして出し、春になって暖かくなってきたら物置に収納し…
そんなことをしていませんか?
床暖房にするとそのような準備の手間はかからなくなります。

また、石油ストーブを使っている家庭では、灯油が無くなったらこまめに補充したり買いに行ったりしていると思いますが、そのような手間からも解放されますので、灯油代、買いに

床暖房のデメリット

☑費用がかかる
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住宅会社の中には、最初から標準仕様として建物金額の中に床暖房が入っているところもありますが、ほとんどの場合に床暖房の設置には別途費用がかかります。

また、長く使うためには定期的なメンテナンスも必要となり、万が一壊れたときには約30~100万円の修理代金がかかります。将来的な予備費用として早めに貯蓄をしておいた方がいいかもしれませんね。

☑温まるのに時間がかかる
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床暖房は温まるまでに30分~1時間くらいの時間がかかります。ですので「寒いから床暖房付けよう」と思ってもすぐには部屋が暖かくなりません。

ほとんどの床暖房にはタイマー機能が付いているので、起床時間や帰宅時間に合わせてうまく活用するといいでしょう。

いかがでしょうか

lhgo床暖房の活用すれば、これまで使っていた暖房器具を使わずにコストを削減したり、リビングだけに設置して家族が自然と集まってコミュニケーションがとれるような仕組みを作ることもできます。

ただ、カーペットはできるだけ置かないほうがよかったり、ソファーを置くなら足が高いものの方がいいなど、床暖房ならではの注意点もあります。

床暖房を使った家づくりをするときには、そのようなポイントについてもしっかり説明してもらうようにしましょう。

家づくりサポーター 長田

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長田 圭史

熊本県合志市生まれ。高校以降はキーボード担当としてバンド活動に青春を捧げたり、バスを運転して21歳で大型二種免許を取ったりするというちょっと変わった学生時代を過ごし、住宅会社に就職。
男4人兄弟の長男として育ったので、一見落ち着いているように見られがちですが、実は常にボケたくて仕方がない“小笑い製造機”
「周りを明るくするために、まずは自分から笑顔を発信しよう!」をモットーに、毎日なにかしらワクワクしながら生きているハッピー野郎です。