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【注文住宅】家事導線の良い間取りと悪い間取りの違い

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家の間取りを考える時に、必ず動線という言葉を耳にするでしょう。

家事動線だったり、生活動線だったりきっと営業の方や設計の方から説明を受けるはずです。

実際に、家づくりをスタートしてこの間取りと動線について考え始めても良いのですが、始める前に知っておくことをオススメします。

なぜかと言いますと、ちょっと家を見学して見ようかと行動を開始したときにただただ家を見学するのではなく、この間取りはこんな目的で作られたんだ!といった考えができ、家の見方が変わります。

その結果、実際に自分が家づくりを始めるときに後悔しない間取りを実現できる確率が高くなります。

では、実際に良い動線にするためにどのようなことに注意して見ればいいのでしょうか。

そもそも動線ってなに?

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動線って聞いてなんとなく意味は分かるけど・・・という方も多いことでしょう。ということでまず、動線について説明します。

「動線」とは建物の中を人が自然に動く時に通ると思われる経路を表したものです。

家事動線の場合だと、
「洗濯」→「洗濯物を干す」→「洗濯物を取り入れる」→「洗濯物を片付ける」という流れが家事動線となります。

家事動線の良い家というものは、この流れがスムーズにいくように考えられている間取りの家の事です。

と言われても、どんな間取りが家事動線の良い家なのかイメージが付きにくいですよね。ということで、いくつか家事動線の良い家と悪い家の間取りをご紹介します。

家事動線の良い家

例①

1

この間取りは洗面所から階段までの距離が近く、そして階段を上がると、そのままバルコニーに行くことができます。

この間取りにすることで、洗面所からバルコニーまで、ドアがないので、両手にたくさんの洗濯物を持った状態でも一度下に置いたりせずに
いくことができます。

例②

2

この間取りは、キッチン・洗面・浴室が縦に並んでいるので、料理しながら洗濯やお風呂を沸かしたりなどの作業ができます。

料理では火を使うので、キッチンからなかなか離れられませんが、隣に配置することで、それが可能となります。この間取りも①の間取りと同じで、洗面所を出て、階段を上り、そのままバルコニーまで行けます!

このような間取りが、家事導線の良い間取りと言えるでしょう。

では、次に家事導線の悪い間取りを見ていきましょう。

家事動線の悪い家

3

この間取りだと、洗濯した後にLDKを通って階段を上り、その後洋室に入って、バルコニーに行く必要があります。途中で部屋に入るためのドアもありますので、なかなか大変ですよね。

夜に洗濯をして干す場合だと、みんながいるLDKを通って、そして子供部屋を通ってバルコニーに行かなければなりません。人がいる部屋を通るのはなんかやりにくいですよね。家族がいる部屋を通るので、手伝ってくれるかもしれませんが。笑

まとめ

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今回は、動線についてと家事導線の良い間取り・悪い間取りの例を紹介しました。

今回紹介した間取りについてはあくまでも例です。この間取りにしたからといって必ずしも生活しやすいとは限りません。なぜかというと、それぞれの家庭で家族構成や生活スタイルが異なりますので、生活しやすい間取りというのも家庭ごとに異なります。

ですので、今回紹介した間取りを参考に、あなたが建てたい家はどんな間取りだと暮らしやすいのか。どんな間取りだと家事が楽になるのかを考えてみてください。

また、今後たくさんの家を見学することになるでしょう。その際、家のデザインや広さだけでなく、実際にその家で暮らしてみたときはどうなのだろうか。ということも考えながら見学してみると、理想的な間取り、暮らしやすい家が出来上がるはずです。

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島田 和京

2015年に新卒として入社。会社では、主に分譲地の販促企画とZEHの販促を担当。どちらかというとアウトドアで、休日は1泊2日の弾丸旅行に出かけたり、バイクで遠出をしたりする。バイクに乗りながらも、家や土地はしっかり見ている。ソフトテニス歴12年。人生の半分はテニスをしている。特技はバルーンアート。たまに展示場でバルーンアート教室を開催している。