家を建てたいなと思うタイミングは人それぞれです。

結婚や出産、子どもが小学校に上がる前に等、生活の変化があった時が多いようですね。後は、周囲の人が家を建てはじめた等。

ゆくゆくは家を建てたいなと漠然と思っていても、なかなか何からしたら良いのかわからなかったり、初めてのことで分からないことばかりで不安で、踏み出せなかったりしますよね。

特に住宅ローンの返済等お金に関する事は、みなさんが気になるところではないでしょうか。

今回は、住宅ローンの返済も含めて、家を建てる時の年齢によって、どんなメリット・デメリットがあるのか、まとめてみました。

家を建てる時の年齢によるメリット・デメリット

20代で家を建てる場合

＜メリット＞

• 住宅ローンの返済期間を長く設定可能
• 定年退職までに住宅ローンが完済できる
• 家づくりに必要な時間に余裕が持てる

＜デメリット＞

• 「収入」や「貯蓄」が少ないため、上限額が低くなりやすい
• 「家族構成」や「仕事環境」など、将来の不確定要素が多い

30代で家を建てる場合

＜メリット＞

• 「家族構成」や「仕事環境」などを考えた計画ができる
• 現役中に住宅ローンが完済できる可能性が高い

＜デメリット＞

• 「住宅ローン」だけでなく「教育費」もかかってくる
• ライフプランの変更に対応しにくい
• 仕事もプライベートも忙しく、家づくりの時間が確保しづらい

40代で家を建てる場合

＜メリット＞

• 家を建てた知人が多いので、経験談をたくさん聞ける
• 親の介護や同居なども含めた計画がしやすい

＜デメリット＞

• 定年退職までに住宅ローンを完済するのが難しい
• それなりの頭金がないと、購入金額の上限が低くなってしまう
• 賃貸住宅での家賃負担が長期にわたってしまう

50代で家を建てる場合

＜メリット＞

• 老後の生活を考えた家づくりができる
• 貯蓄に余裕があれば、性能や機能を取り入れられる

＜デメリット＞

• 長期間の住宅ローンを組みにくい
• 健康状態によっては、住宅ローンを断られる可能性がある
• 老後の生活資金を圧迫してしまう

 

 

大事なのは将来のこともしっかり見据えること

いつ家を建ててもメリット・デメリットはありそうです。一生に一度の家づくり、失敗も後悔もしたくないですよね。

そのため必要なのは、しっかり家族で将来のライフプランを考えること。

例えば、子どもが大人になった後の生活、自分たちが年をとった時のこと、親のこと、全て予測・想像することはできないものですが、しっかりとライフプランを考えることで、ある程度は対策をすることができます。

住宅会社によっては、外部講師によるライフプランセミナーをしています。そういう機会も活用して、一生に一度の家づくりをより良いものにしましょう。

家づくりサポーター　永野